牛図鍔 庄内
牛図鍔 庄内
何とも鄙びた味わいのある鍔。見た通りの図柄構成で、しかも素材が持つ美観、真鍮地が活きている。ここでは牛を引く綱が耳に構成されている。牛を描く場合、背中などが耳のラインとして採られることもあるが、ここでは綱が巧みに採り入れられ、その中に牛が構成されているのだ。放牧された牛ではなく、背中を丸めて窮屈そうだが、確かに絵になっている。
牛図鍔 庄内
何とも鄙びた味わいのある鍔。見た通りの図柄構成で、しかも素材が持つ美観、真鍮地が活きている。ここでは牛を引く綱が耳に構成されている。牛を描く場合、背中などが耳のラインとして採られることもあるが、ここでは綱が巧みに採り入れられ、その中に牛が構成されているのだ。放牧された牛ではなく、背中を丸めて窮屈そうだが、確かに絵になっている。