飛蝗図縁頭 安則
飛蝗図縁頭 安則
この縁頭の鑑賞ポイントは、縁に描かれている菊の葉を貝殻の象嵌で描き表しているところにある。虫の図を鑑賞しているつもりであったのだが、風変わりな素材の作品があったことに気付き、貝殻象嵌に目が行ってしまった。大胆な構成。菊の花はほとんど描かれていないが、なんとも優雅で美しい。貝殻が活きている。飛蝗は高彫に金色絵であったのだが、所々擦り減って素銅地が出ている。なんともその風合いがいい。
飛蝗図縁頭 安則
この縁頭の鑑賞ポイントは、縁に描かれている菊の葉を貝殻の象嵌で描き表しているところにある。虫の図を鑑賞しているつもりであったのだが、風変わりな素材の作品があったことに気付き、貝殻象嵌に目が行ってしまった。大胆な構成。菊の花はほとんど描かれていないが、なんとも優雅で美しい。貝殻が活きている。飛蝗は高彫に金色絵であったのだが、所々擦り減って素銅地が出ている。なんともその風合いがいい。