葡萄図鐔 古金工


葡萄図鐔 古金工
山銅地に毛彫と金色絵で葡萄の葉と実を描き、蔓は素銅地の平象嵌。完成された文様美として捉えて良いだろう。質朴な山銅地の色調とは対極にある金の色絵、素銅の平象嵌が巧みである。おそらく埋忠明壽以前の古金工の時代に、このような優れた技術と文様を表現する感性を持つ金工がいたことは驚きだが、同時に、埋忠とは異なる美観がある。□22
日本刀専門店 銀座長州屋


葡萄図鐔 古金工
山銅地に毛彫と金色絵で葡萄の葉と実を描き、蔓は素銅地の平象嵌。完成された文様美として捉えて良いだろう。質朴な山銅地の色調とは対極にある金の色絵、素銅の平象嵌が巧みである。おそらく埋忠明壽以前の古金工の時代に、このような優れた技術と文様を表現する感性を持つ金工がいたことは驚きだが、同時に、埋忠とは異なる美観がある。□22
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