酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

ほそ道の先には・・歌枕 弐

2014-10-01 12:24:55 | もっとくだまきな話
名取川を渡って仙台に入。あやめふく日也。旅宿をもとめて四五日逗留す。 爰に画工加右衛門と云うものあり。聊か心ある者と聞きて、知る人になる。 この者、年比さだかならぬ名どころを考置待てればとて、一日案内す。 宮城野の萩茂りあひて、秋の気色おもひやられる。玉田、よこ野、つヽ字が岡はあせび咲くころ也。 日影ももらぬ松の林に入りて、爰を木の下と云とぞ。昔もかく露ふかければこそ、「みさぶらひみかさ」とはよみ . . . 本文を読む
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