ヘビースモーカーなのであろうか。と。思います。
一日に十数本は消費いたします。一箱はすいませんが、やはり今現在ではヘビースモーカーの部類なんでしょうね。
酒の初めは18歳からですが、たばこは二十歳を過ぎてから。
ここは法に即した形で現在に至っております。
今は「キャスターマイルド5mm」
このたばこはもう二十年愛飲しております。
今のたばこになる前は「キャスター」。当時マイルドはございませんでした。
芝居の練習中です。
ハードな練習の際に息切れをおこしました酔漢です。
大学二年次。
演出を担当しております「ある友人」君。(塩竈二小の後輩でもあります)
「おまぇなぁ。こんな練習で息切れ起こしやがって!たばこなんかやめちまえぇぇぇぇ」
との罵声が飛びました。
彼は、高校時代のヘビースモーカー(これも・・何と申しましょうか・・・)を脱却しまして、今(当時)はやめております。
「芝居やめるか!たばこやめるか!どっちかにしろ!」
と再び。
練習の後、詫びを入れました。
「やっぱし、どっちもやめられねぇべ」
「やっぱしな。酔漢のこったからこれは無理だべな。んだども、少し軽いのにしたらいいんでねぇ」
と彼から提案がありました。
「役者やってんだから『キャスター』がいいんでねぇ」
となりまして、それまで吸っておりました「ショートホープ」をあっさり「キャスター」にしたわけです。
最初は「吸った気がしねぇべ」
でしたが、これには慣れました。
「キャスターマイルド」は大学の確か4年時のデビューだったと記憶してます。
さらに、軽いそしてバニラ風味が心地よくて、今まで吸っております。
大学の研究室。
禁煙ではありませんでした。
授業が少ない、4年生の時、早くから研究室で、論文をまとめております。(「マグロの流通論」が酔漢のテーマでした)
当然ショートホープは欠かせないわけでして、灰皿が山のようになってます。
冬ですから窓は当然閉めております。
そこへ今の家内が登場するわけです。
「わぁぁぁたばこ臭い!窓開けるよ!」
「酔漢君、吸いすぎだって!」
「わぁ、今開けると。風で原稿が飛んでしまう!」
「問答無用!私たちの健康の方が大問題だからね!」
慌てて、原稿用紙を抑える酔漢です。
「研究室に早く来ないで!臭くなるばかりだから」
凄い嫌味を言われておりました。
(重ね重ね、運命とはかく不可思議なものでして・・・当時「結婚する」なんて全く頭になかった酔漢でございます)
ショートホープは親父のたばこでした。
親父殿はカートンで買っておりまして、それが書斎にあるわけです。
当然、こずかいが不足しますと・・お借りするわけです。
しかしながら、ある日の事。
「おめぇ先週は5個持っていったべ。その分金取っからな!」
と急なご請求。
しっかりばれておりました。
親父が吸っていたから、それを頂いて・・・という動機が本望ではないのです。
ショートホープは松田優作さんのたばこ。
これに憧れた酔漢でございました。
ですから、一時期は「ミスタースリム」を吸いました。
これは、原田芳雄さんの当時のたばこ。
俳優から、たばこを選んでおった生意気な酔漢です。
半世紀、たばこを吸い続けました我が親父殿ですが、心臓の手術を機会に、パタリと止めました。
それまでは、「俺がたばこをやめる時は、死ぬ直前なんだべ」と豪語していた、親父でした。
が、それ以前の禁煙。
禁煙の努力をすることなく、本当に決めたその日から全く、口にしませんでした。
親父の意志。相当なものでした。
ですが、一緒に呑んでおりまして、その話題になりますと。
「死ぬ直前は嘘でねぇべ。俺は心臓を取り出してから、手術したんだおん。これは一度死んだと同じでねぇか。そして、もう少し、生きてみてぇ・・そう思ったのっしゃ」
重みのある言葉です。
酔漢が帰省しますと、灰皿が用意されてまして、「おめぇ、俺に遠慮すっことねぇかんな」と言っていた親父でした。
かみさんが、親父に「たばこやめるように言ってくれませんか」と言ったとき、親父殿は大笑いでこう返しております。
「自分で決心せねぇば、やめらんねぇべ。俺も自分の命かかってるって思ったからやめられたのっしゃ」
祖父の話は何度も。
愛飲していたのは「しんせい」だったそうです。
当時、慰問袋には必ず「しんせい」を入れて作ったと、これは、母から聞きました。
「横須賀の家に学校から帰ってくっと、庭先にたばこの匂いがしてや。『親父が帰ってきた』ってそう思ったもんだっちゃ」
たばこの匂いに懐かしさを感じているようでした。
職場の喫煙所が完全隔離になり、駅は全て禁煙(神奈川県)。外でも決められた場所でしか喫煙できません。
飲食店は全て、分煙か禁煙。
マンションの張り紙。
「バルコニーでのたばこは周りの迷惑になりますのでやめましょう」
ますます、たばこを吸う場所が無くなってまいります。
酔漢は家族の前では吸いません。
家では一人の時とか、選んで吸っておりますが、時たま、家の中に煙と香りが残っているらしく。家内やシティラピッド君、年下君から言われます。
親戚でも喫煙者はごくわずかとなり、集まりでも、少数派とつるんでの喫煙と相成ります。
酔漢さん「やめる気あるの?」
と質問されますと。
「気はるんだけど、今はつもりはない」でしょうか。
「くだまき」を語っている間は少なくても二本は消費します。
先日の厚生労働大臣の発言。「たばこ700円」
確かに、一理ある客観的な数値なんでしょうね。
ですが、ひねくれ者酔漢には、あの大臣の優しそうな笑顔を見ながらこう受け取ったのでした。
「たばこ700円は高いわよね。あなたのおこずかいで買えるかしら。これをきっかけにおやめになられたら?その方があなたの健康にとてもよいことなのよ・・」
こうなってしまいますと、普段からの高額納税者(たばこ税に関しては)をさらに高額納税者に仕立てようとする、意図が見え隠れもするのでした。
そぞろに、くだまきが顔をもたげまして。
「その前にたばこの表示とか、健康被害とか厚生労働省としてアピールするのが先であろう」
となるわけです。
確かに、イギリスではたばこは高い。
それに、自身もたばこが与える健康の被害に知識が無いわけではない。
だか、目先の精神的ストレスと戦うガッツは今の酔漢にないわけです。
「自分が弱いんだろうなぁぁ」とため息をつきながら、一本吸っている自分です。
総理大臣の発言には笑いました。
「親父狩り・・」
ご自身が愛煙家であるからの発言なんだろうなぁ。
墓参りに行きますと、線香の他、たばこを二本。必ず置いていきます。
祖父と叔父。
叔父はゴールデンバットと聞きました。
以前は父がそうしておりました。
今は僕しかやらない儀式となりました。
一日に十数本は消費いたします。一箱はすいませんが、やはり今現在ではヘビースモーカーの部類なんでしょうね。
酒の初めは18歳からですが、たばこは二十歳を過ぎてから。
ここは法に即した形で現在に至っております。
今は「キャスターマイルド5mm」
このたばこはもう二十年愛飲しております。
今のたばこになる前は「キャスター」。当時マイルドはございませんでした。
芝居の練習中です。
ハードな練習の際に息切れをおこしました酔漢です。
大学二年次。
演出を担当しております「ある友人」君。(塩竈二小の後輩でもあります)
「おまぇなぁ。こんな練習で息切れ起こしやがって!たばこなんかやめちまえぇぇぇぇ」
との罵声が飛びました。
彼は、高校時代のヘビースモーカー(これも・・何と申しましょうか・・・)を脱却しまして、今(当時)はやめております。
「芝居やめるか!たばこやめるか!どっちかにしろ!」
と再び。
練習の後、詫びを入れました。
「やっぱし、どっちもやめられねぇべ」
「やっぱしな。酔漢のこったからこれは無理だべな。んだども、少し軽いのにしたらいいんでねぇ」
と彼から提案がありました。
「役者やってんだから『キャスター』がいいんでねぇ」
となりまして、それまで吸っておりました「ショートホープ」をあっさり「キャスター」にしたわけです。
最初は「吸った気がしねぇべ」
でしたが、これには慣れました。
「キャスターマイルド」は大学の確か4年時のデビューだったと記憶してます。
さらに、軽いそしてバニラ風味が心地よくて、今まで吸っております。
大学の研究室。
禁煙ではありませんでした。
授業が少ない、4年生の時、早くから研究室で、論文をまとめております。(「マグロの流通論」が酔漢のテーマでした)
当然ショートホープは欠かせないわけでして、灰皿が山のようになってます。
冬ですから窓は当然閉めております。
そこへ今の家内が登場するわけです。
「わぁぁぁたばこ臭い!窓開けるよ!」
「酔漢君、吸いすぎだって!」
「わぁ、今開けると。風で原稿が飛んでしまう!」
「問答無用!私たちの健康の方が大問題だからね!」
慌てて、原稿用紙を抑える酔漢です。
「研究室に早く来ないで!臭くなるばかりだから」
凄い嫌味を言われておりました。
(重ね重ね、運命とはかく不可思議なものでして・・・当時「結婚する」なんて全く頭になかった酔漢でございます)
ショートホープは親父のたばこでした。
親父殿はカートンで買っておりまして、それが書斎にあるわけです。
当然、こずかいが不足しますと・・お借りするわけです。
しかしながら、ある日の事。
「おめぇ先週は5個持っていったべ。その分金取っからな!」
と急なご請求。
しっかりばれておりました。
親父が吸っていたから、それを頂いて・・・という動機が本望ではないのです。
ショートホープは松田優作さんのたばこ。
これに憧れた酔漢でございました。
ですから、一時期は「ミスタースリム」を吸いました。
これは、原田芳雄さんの当時のたばこ。
俳優から、たばこを選んでおった生意気な酔漢です。
半世紀、たばこを吸い続けました我が親父殿ですが、心臓の手術を機会に、パタリと止めました。
それまでは、「俺がたばこをやめる時は、死ぬ直前なんだべ」と豪語していた、親父でした。
が、それ以前の禁煙。
禁煙の努力をすることなく、本当に決めたその日から全く、口にしませんでした。
親父の意志。相当なものでした。
ですが、一緒に呑んでおりまして、その話題になりますと。
「死ぬ直前は嘘でねぇべ。俺は心臓を取り出してから、手術したんだおん。これは一度死んだと同じでねぇか。そして、もう少し、生きてみてぇ・・そう思ったのっしゃ」
重みのある言葉です。
酔漢が帰省しますと、灰皿が用意されてまして、「おめぇ、俺に遠慮すっことねぇかんな」と言っていた親父でした。
かみさんが、親父に「たばこやめるように言ってくれませんか」と言ったとき、親父殿は大笑いでこう返しております。
「自分で決心せねぇば、やめらんねぇべ。俺も自分の命かかってるって思ったからやめられたのっしゃ」
祖父の話は何度も。
愛飲していたのは「しんせい」だったそうです。
当時、慰問袋には必ず「しんせい」を入れて作ったと、これは、母から聞きました。
「横須賀の家に学校から帰ってくっと、庭先にたばこの匂いがしてや。『親父が帰ってきた』ってそう思ったもんだっちゃ」
たばこの匂いに懐かしさを感じているようでした。
職場の喫煙所が完全隔離になり、駅は全て禁煙(神奈川県)。外でも決められた場所でしか喫煙できません。
飲食店は全て、分煙か禁煙。
マンションの張り紙。
「バルコニーでのたばこは周りの迷惑になりますのでやめましょう」
ますます、たばこを吸う場所が無くなってまいります。
酔漢は家族の前では吸いません。
家では一人の時とか、選んで吸っておりますが、時たま、家の中に煙と香りが残っているらしく。家内やシティラピッド君、年下君から言われます。
親戚でも喫煙者はごくわずかとなり、集まりでも、少数派とつるんでの喫煙と相成ります。
酔漢さん「やめる気あるの?」
と質問されますと。
「気はるんだけど、今はつもりはない」でしょうか。
「くだまき」を語っている間は少なくても二本は消費します。
先日の厚生労働大臣の発言。「たばこ700円」
確かに、一理ある客観的な数値なんでしょうね。
ですが、ひねくれ者酔漢には、あの大臣の優しそうな笑顔を見ながらこう受け取ったのでした。
「たばこ700円は高いわよね。あなたのおこずかいで買えるかしら。これをきっかけにおやめになられたら?その方があなたの健康にとてもよいことなのよ・・」
こうなってしまいますと、普段からの高額納税者(たばこ税に関しては)をさらに高額納税者に仕立てようとする、意図が見え隠れもするのでした。
そぞろに、くだまきが顔をもたげまして。
「その前にたばこの表示とか、健康被害とか厚生労働省としてアピールするのが先であろう」
となるわけです。
確かに、イギリスではたばこは高い。
それに、自身もたばこが与える健康の被害に知識が無いわけではない。
だか、目先の精神的ストレスと戦うガッツは今の酔漢にないわけです。
「自分が弱いんだろうなぁぁ」とため息をつきながら、一本吸っている自分です。
総理大臣の発言には笑いました。
「親父狩り・・」
ご自身が愛煙家であるからの発言なんだろうなぁ。
墓参りに行きますと、線香の他、たばこを二本。必ず置いていきます。
祖父と叔父。
叔父はゴールデンバットと聞きました。
以前は父がそうしておりました。
今は僕しかやらない儀式となりました。
カッコつけるアイテムだったんですが、どうあがいてもカッコつかないと分かったからかもしれませんね(笑)
「健康」を理由に「嫌煙」を唱えてるのじゃなく、単に「嫌だから」だけです。
校庭の外で吸えとか、建物の出入口から10m離れろだなんて、気が狂ってるとしか言いようがありませんね。
高級車を乗り回して排気ガスをまき散らすのはなんともなくて嫌煙ですか、笑わせますね。
これで、従弟会では、「あやつと酔漢」だけになったようです。
ロッククライミングは興味がありまして、是非ご教授いただきたいところです。
某所にて
「ホントウに初めてなんですか?」
と言われました。
その判断基準が不明のままです。
おっしゃる通りだと思います。
本編では語りませんでしたが、親父殿は「おめぇも自分の命がかかって初めて分かんだべ」と言っておりました。
トム様と親父殿は同じ心境なのかと拝察いたしました。
>大学の研究室
私も同じような状況で、酸欠になりました(苦笑)本当に部屋が真っ白になるくらい、煙がこもっていたんです。私以外全員喫煙者で、一時間以上喫煙しながらの話合いをしていてそうなりました。私が眩暈で立ち上がれなくなっているのを、みんな「なんで?」という顔をして見ていたのを覚えています。その当時は、私が迷惑かけてスミマセンという扱いだったんで、今は好い時代なぁと思います。
ひとつ質問なんですが、息子さんたちは喫煙されますか?
>目先の精神的ストレスと戦うガッツは今の酔漢にないわけです。
私も、飲酒はこれが理由で止められません。(たかだか350mlの缶ビール1本程度ですが)気持ちが弱いんだろうなぁと思い、鍛錬の気持ちで休肝日を設けてます。
家内はすず様と同様な状態だったと思います。喫煙者の方が少なかったですが。今だに言われます。
年下君は、「たばこに手をつけたら、泳げなくなるし、自転車にも乗れなくなる。もったいない」と言ってます。
やめてはおりませんが、吸わなくても平気になりました…生活環境の変化がそうさせたのでしょうか?
“禁煙”よりも“嫌煙”の昨今。
おばら様のブログが分からず、「どうしているのかな」と思っておりました。
また、遊びに寄らさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
喫煙されていらっしゃるのに、吸わなくて平気なんですか?
なんだか、達観されている境地に思えてきます。
何故か止めようとすればするほど、今日で終わりだと思う心が本数を増やしてしまいます 。
でも、3年目になりますが、止めたんですよ。
普通は吸いたいという感情が出てきますが今回は全く執着が無くきっぱりと止めれたのです。
お陰でプラスの面が数々。
ところで、奥様の登場は珍しいですね。
夜はベランダでホタル族ですかね?
写真がございました。
ですから、「今はどうしているのだろう」と気になっておったのです。
お止めになられたのですね。
自分もそろそろ・・・・
少しは考えております。
家内のプレッシャーは相当きついので、ベランダで、しかも家族のいない時だけのホタル族です。