1980年春。予備校に通う酔漢でした。
が、この年の映画を観た本数が年間365日を大きく超えました。
これは作品の数ではなく、同じ映画を二回観たら、それは二回とカウントしております。
駅前「日の出」では二本立ての公開。
「鈴木清順」監督作品「ツィゴイネルワイゼン」と「大森一樹」監督作品「ヒポクラテスたち」。
新進気鋭の大森監督とシュールレアリスムを意識した鈴木監督の渾身の作品。
一週間に6回。これを二週間続けました。
鰻がくいてぇなぁぁ
鎌倉へ遊びに行きますと、切通しがございます。この場におりますと、自然に出てくる台詞です。
原田芳雄さん演じた「中砂」の台詞でした。
藤田敏八さん演じる「青地」との会話。
この異様な会話の数々、そして鈴木監督の独特な映像は、酔漢には忘れることのできない映画となっております。
この二本立ての組み合わせは面白くて。
「ヒポクラテスたち」で「原田芳雄」さんは外科医の役で出演しておりました。
長時間の手術の後、研修医に話す場面です。
おい、おいなんだぁ おい!
まぁ まったくだらしねぇなぁ!
お前らにあるもんはなんだ?
何にもないんだから!わかる?
「知識は」ない!
「経験は」ない!
「技術は」もちろんない!
あって、よさそうなもんは「体力」「体力」だけだろ!うん!
それもないんじゃなぁ・・・・・医者になるのやめたら!
これは笑えます。
本当にいそうです。体力的外科医。
見事に演じておられました。
そういえば、先の「ツィゴイネルワイゼン」の鈴木監督は、「病院荒し」の老人役で無言ではありますが、出演しております。
年下君の国語の教科書に「田園に死す」が掲載されておりました。
「三上博」さん当時15歳が主人公。これにも原田さんは出演されております。
寺山修司さんが自らメガホンを取った作品。
自らの世界を見事に映像に表現しております。
「嵐」を演じた原田さん。
酔漢これを見たのが16歳のとき。
衝撃を受けました。
これから先、寺山修司に傾倒してまいりました。
(上記訂正させていただきます。
「通りすがり」様よりコメントを頂戴いたしました。
主人公の少年は「高野浩幸」さんでした。
それと「三上寛」さんの誤字でございました。
お知らせありがとうございました。)
ウキペヂアを見ます。
原田さん出演された映画、ドラマが数多く掲載されておりますが、酔漢の好きな作品が抜けていることに気づきました。
「野良猫ロック 新宿アウトローぶっとばせ」
これは、「ツィゴイネルワイゼン」で共演しました「藤田敏八」監督の作品。
若い原田芳雄さんが破天荒な役で出演してます。
思えば、「藤田敏八」とのコンビはこの頃だったかと思うのです。
「松田優作」さん「桃井かおり」さんと共演し、これまた、酔漢の印象に強く残りました「竜馬暗殺」です。
坂本竜馬役が「原田芳雄」さん。
竜馬暗殺までの三日間のみを描いたモノクロ映画。
これまでの「坂本竜馬」のイメージを根底から覆す作品でした。
この三人の会話はこれも続きました。
桃井「ねぇ、たばこ・・・何吸ってんのよぉ・・」
原田「俺!俺は・・今はこれだ」
(と、ミスタースリムを取り出す)
優作「あれ、芳雄さん、ミスタースリムに変えたの?これって、自分がスリムになりたい・・って願望なんでしょ」
原田「おい!いうねぇ・・・優作のショートホープって・・これお前さんの人生そのものだよ。『太くて短い』多分そうだと思うなぁぁ」
松田優作さんがお亡くなりになられたとき、原田さんは号泣した。そう聞きました。
ツィゴイネルワイゼンの翌年「陽炎座」が公開されます。
この主人公「松崎」を松田優作さん。「和田」を原田さんが演じております。
「この空間から出ないように」
監督鈴木さんが松田さんの足元に丸い円を書きました。
当時、アクションが売りの松田さんに科した鈴木監督の課題。
この演技をしてください。との注文に見事答えます。
「芳雄さんがいたから自分が演技に没頭できた」とは、撮影終了後も松田さんのコメントでした。
タモリがまだオールナイトニッポンでDJをやってた頃。
臨時のジャズミッション。
「タモリ」「ポン太」「坂田明」そして「原田芳雄」
あの渋いハスキーな声はブルースにぴったりでした。
四人の会話。
おなかを抱えて笑っておりましたが、内容を覚えておりません。
はなはだ残念。
こーーーぃは泡沫(うたかた)
あるビールのCMでその声を披露しておりました。
「二丁目の未亡人は、やせダンプといわれる凄い子連れママ」
この作品も、ウィキペヂアには掲載されておりません。
新聞欄からはみ出てしまう。
と批判もございましたが、当時のドラマの題名では最も長い題名が付いたことで話題になりました。
「浅丘ルリ子」さんとの共演。
このドラマではボクサー崩れの役。上半身裸になるシーンも多かったのですが、鍛えられたその身体は見事でした。
ボクシングジムへは、この役の前から個人的に通っていた原田さんでした。
寺山修二さんが喪主を勤めました「力石徹」の葬儀。
本人も出席したとの話もございます。
自分の父親を「ちち」と言い、母親を「はは」と呼ぶ。
案外こんなな小さい事に驚いた酔漢でした。
「ご自宅では何て呼ばれるのですか?」
「あぁ、家ですか。これがねぇ呼び捨てなんですよ。子供からも」
「『よしぉ』って呼ばれるんですよ・・・はは・・」
家族の事をめったに話さない原田さんですが、「よしお」って呼ばれておったそうです。
「火曜サスペンス」で酔漢がベストに入る作品。
「さよならもいわずに消えた」です。
これもウィキペディアには掲載されてません。
原作者は(名前失念)ドイツのサスペンスの作家。
「世良正則」さん「桃井かおり」さんとの共演。
最後のどんでん返しが凄い。まさしくサスペンス。
ラスト。
桃井さんが一人ライフルを空に向かって打ちまくるシーン。
北海道知床の海辺の家の屋根の上。
夕日が逆光になっております。
そこで流れる「マドンナたちのララバイ」
原田さん扮する刑事との逃亡の果ての最後。
この二人の会話には脚本にはない「アドリブ」がたくさんちりばめれれておりました。
普段の会話がドラマに見事にマッチしておりました。
原田さん。正直恰好よすぎでした。
そんなことじゃ嫁にいけねぇぜ「ナターシャ」!
NHK「ポーツマスの旗」では「明石元次郎」という実在の人物を演じておりました。
実際は丸坊主の「明石大佐」ですが、長髪のその明石は、原作のイメージそのままです。
「ロシア革命」に加担したとして裁判にかけられる人物でしたが、そのアクションは恰好よくて、「小村寿太郎」役の石坂浩二との対照的な役柄。
秋吉久美子のナターシャという空想の人物との掛け合いが面白かった。
原田さんのアドリブに回りの役者が付いて行かない。
こんな場面もありますが、このときのそれぞれの役者さん達の顔が面白かった。
ですが、明石の本質は見失っておらず、脚本の妙を堪能出来ました。
「独眼竜正宗」の最上義光役。は、これもはまっております。
大河ドラマでは、その年の映画ほか、全てを持って、その年の最高傑作とした酔漢でございました。
映画少年から映画青年へなり、その時々の作品に出演していたような印象でした。
テレビドラマにしても、その姿を見るたび。
「かっこいい」と思っておりました。
酔漢にとりまして、日本の俳優の中で最も光る一人です。
先週の舞台挨拶。
その風体に驚きました。
昨年、父を亡くしましたが、その時に似ていると思ったのは本当です。
「二時間前に出来たことが今できなくなっている」
命の火が消え入るその瞬間はそのようなものだと頭では分かっていながら、悲しさと共に、何とも言えない感情に襲われます。
自身の青春に、忘れることのできない役者でした。
改めて、そのご冥福をお祈りいたします。
声が低く、低音の酔漢です。
よく真似をさせていただきました。
再度。
鰻がくいてぇなぁぁ・・・
「B級パラダイス 俺の明日を少しだけ」
原田芳雄さんのエッセイは、塩竈の実家、酔漢の書斎の真ん中にございます。
が、この年の映画を観た本数が年間365日を大きく超えました。
これは作品の数ではなく、同じ映画を二回観たら、それは二回とカウントしております。
駅前「日の出」では二本立ての公開。
「鈴木清順」監督作品「ツィゴイネルワイゼン」と「大森一樹」監督作品「ヒポクラテスたち」。
新進気鋭の大森監督とシュールレアリスムを意識した鈴木監督の渾身の作品。
一週間に6回。これを二週間続けました。
鰻がくいてぇなぁぁ
鎌倉へ遊びに行きますと、切通しがございます。この場におりますと、自然に出てくる台詞です。
原田芳雄さん演じた「中砂」の台詞でした。
藤田敏八さん演じる「青地」との会話。
この異様な会話の数々、そして鈴木監督の独特な映像は、酔漢には忘れることのできない映画となっております。
この二本立ての組み合わせは面白くて。
「ヒポクラテスたち」で「原田芳雄」さんは外科医の役で出演しておりました。
長時間の手術の後、研修医に話す場面です。
おい、おいなんだぁ おい!
まぁ まったくだらしねぇなぁ!
お前らにあるもんはなんだ?
何にもないんだから!わかる?
「知識は」ない!
「経験は」ない!
「技術は」もちろんない!
あって、よさそうなもんは「体力」「体力」だけだろ!うん!
それもないんじゃなぁ・・・・・医者になるのやめたら!
これは笑えます。
本当にいそうです。体力的外科医。
見事に演じておられました。
そういえば、先の「ツィゴイネルワイゼン」の鈴木監督は、「病院荒し」の老人役で無言ではありますが、出演しております。
年下君の国語の教科書に「田園に死す」が掲載されておりました。
「三上博」さん当時15歳が主人公。これにも原田さんは出演されております。
寺山修司さんが自らメガホンを取った作品。
自らの世界を見事に映像に表現しております。
「嵐」を演じた原田さん。
酔漢これを見たのが16歳のとき。
衝撃を受けました。
これから先、寺山修司に傾倒してまいりました。
(上記訂正させていただきます。
「通りすがり」様よりコメントを頂戴いたしました。
主人公の少年は「高野浩幸」さんでした。
それと「三上寛」さんの誤字でございました。
お知らせありがとうございました。)
ウキペヂアを見ます。
原田さん出演された映画、ドラマが数多く掲載されておりますが、酔漢の好きな作品が抜けていることに気づきました。
「野良猫ロック 新宿アウトローぶっとばせ」
これは、「ツィゴイネルワイゼン」で共演しました「藤田敏八」監督の作品。
若い原田芳雄さんが破天荒な役で出演してます。
思えば、「藤田敏八」とのコンビはこの頃だったかと思うのです。
「松田優作」さん「桃井かおり」さんと共演し、これまた、酔漢の印象に強く残りました「竜馬暗殺」です。
坂本竜馬役が「原田芳雄」さん。
竜馬暗殺までの三日間のみを描いたモノクロ映画。
これまでの「坂本竜馬」のイメージを根底から覆す作品でした。
この三人の会話はこれも続きました。
桃井「ねぇ、たばこ・・・何吸ってんのよぉ・・」
原田「俺!俺は・・今はこれだ」
(と、ミスタースリムを取り出す)
優作「あれ、芳雄さん、ミスタースリムに変えたの?これって、自分がスリムになりたい・・って願望なんでしょ」
原田「おい!いうねぇ・・・優作のショートホープって・・これお前さんの人生そのものだよ。『太くて短い』多分そうだと思うなぁぁ」
松田優作さんがお亡くなりになられたとき、原田さんは号泣した。そう聞きました。
ツィゴイネルワイゼンの翌年「陽炎座」が公開されます。
この主人公「松崎」を松田優作さん。「和田」を原田さんが演じております。
「この空間から出ないように」
監督鈴木さんが松田さんの足元に丸い円を書きました。
当時、アクションが売りの松田さんに科した鈴木監督の課題。
この演技をしてください。との注文に見事答えます。
「芳雄さんがいたから自分が演技に没頭できた」とは、撮影終了後も松田さんのコメントでした。
タモリがまだオールナイトニッポンでDJをやってた頃。
臨時のジャズミッション。
「タモリ」「ポン太」「坂田明」そして「原田芳雄」
あの渋いハスキーな声はブルースにぴったりでした。
四人の会話。
おなかを抱えて笑っておりましたが、内容を覚えておりません。
はなはだ残念。
こーーーぃは泡沫(うたかた)
あるビールのCMでその声を披露しておりました。
「二丁目の未亡人は、やせダンプといわれる凄い子連れママ」
この作品も、ウィキペヂアには掲載されておりません。
新聞欄からはみ出てしまう。
と批判もございましたが、当時のドラマの題名では最も長い題名が付いたことで話題になりました。
「浅丘ルリ子」さんとの共演。
このドラマではボクサー崩れの役。上半身裸になるシーンも多かったのですが、鍛えられたその身体は見事でした。
ボクシングジムへは、この役の前から個人的に通っていた原田さんでした。
寺山修二さんが喪主を勤めました「力石徹」の葬儀。
本人も出席したとの話もございます。
自分の父親を「ちち」と言い、母親を「はは」と呼ぶ。
案外こんなな小さい事に驚いた酔漢でした。
「ご自宅では何て呼ばれるのですか?」
「あぁ、家ですか。これがねぇ呼び捨てなんですよ。子供からも」
「『よしぉ』って呼ばれるんですよ・・・はは・・」
家族の事をめったに話さない原田さんですが、「よしお」って呼ばれておったそうです。
「火曜サスペンス」で酔漢がベストに入る作品。
「さよならもいわずに消えた」です。
これもウィキペディアには掲載されてません。
原作者は(名前失念)ドイツのサスペンスの作家。
「世良正則」さん「桃井かおり」さんとの共演。
最後のどんでん返しが凄い。まさしくサスペンス。
ラスト。
桃井さんが一人ライフルを空に向かって打ちまくるシーン。
北海道知床の海辺の家の屋根の上。
夕日が逆光になっております。
そこで流れる「マドンナたちのララバイ」
原田さん扮する刑事との逃亡の果ての最後。
この二人の会話には脚本にはない「アドリブ」がたくさんちりばめれれておりました。
普段の会話がドラマに見事にマッチしておりました。
原田さん。正直恰好よすぎでした。
そんなことじゃ嫁にいけねぇぜ「ナターシャ」!
NHK「ポーツマスの旗」では「明石元次郎」という実在の人物を演じておりました。
実際は丸坊主の「明石大佐」ですが、長髪のその明石は、原作のイメージそのままです。
「ロシア革命」に加担したとして裁判にかけられる人物でしたが、そのアクションは恰好よくて、「小村寿太郎」役の石坂浩二との対照的な役柄。
秋吉久美子のナターシャという空想の人物との掛け合いが面白かった。
原田さんのアドリブに回りの役者が付いて行かない。
こんな場面もありますが、このときのそれぞれの役者さん達の顔が面白かった。
ですが、明石の本質は見失っておらず、脚本の妙を堪能出来ました。
「独眼竜正宗」の最上義光役。は、これもはまっております。
大河ドラマでは、その年の映画ほか、全てを持って、その年の最高傑作とした酔漢でございました。
映画少年から映画青年へなり、その時々の作品に出演していたような印象でした。
テレビドラマにしても、その姿を見るたび。
「かっこいい」と思っておりました。
酔漢にとりまして、日本の俳優の中で最も光る一人です。
先週の舞台挨拶。
その風体に驚きました。
昨年、父を亡くしましたが、その時に似ていると思ったのは本当です。
「二時間前に出来たことが今できなくなっている」
命の火が消え入るその瞬間はそのようなものだと頭では分かっていながら、悲しさと共に、何とも言えない感情に襲われます。
自身の青春に、忘れることのできない役者でした。
改めて、そのご冥福をお祈りいたします。
声が低く、低音の酔漢です。
よく真似をさせていただきました。
再度。
鰻がくいてぇなぁぁ・・・
「B級パラダイス 俺の明日を少しだけ」
原田芳雄さんのエッセイは、塩竈の実家、酔漢の書斎の真ん中にございます。
『ツィゴイネルワイゼン』・・・懐かしい映画です。
「お前みたいなのが出てるぞ」
ある友人にそう言われて観ました。
私の母親ですが、冒頭近くのあの場面を見てからというもの、
しばらくカニを食べられなかったのです。
「男二人に女が一人。考えようによっちゃ危ない関係だな」。
あの映画にはこの関係が二重三重に出てきますね。
大谷直子が中砂夫人と芸者の小稲を演じ分けた二役も見事でした。
『独眼竜政宗』の最上義光役のとき、
原田芳雄は地髪で髷を結っていたそうですね。
「来たかぁ、伊達の有象無象どもが!」
「そいつはまずいなぁ、ナターシャ」。
「おしとやかにしないと、日本じゃウケないよ!」
あの時の秋吉久美子のポカンとした顔が忘れられません。
ナターシャ・・・・
ロシヤに流れ着いた日本女性とロシヤ人男性との間に生れた薄幸の女性でしたね。
原田芳雄演じる明石大佐のアクションも華麗でしたが、
ナターシャに示す無骨な優しさも忘れられません。
原田芳雄といえば、情ない役もこなしてました。
『ラストチャンス』だったかな?
テレビドラマです。
大谷直子を利用して悪人たちの金を持ち逃げしたつもりが、
その金を大谷直子に持ち逃げされます。
悪人たちに見つかった時の主人公の顔といったら!!
酔漢さんと違って数はあまり観ていませんが、
観たものはどれもこれも印象に残っています。
我が家を発掘すれば、『ツィゴイネルワイゼン』のビデオが出土するはずです。
おい、酔漢!
蕎麦でも食うか?
主人公の少年役を演じたのは高野浩幸さんです。
ちょっと気になりましたので。
冗談では済まされないような恰好でした。
ですが、今のご職業は「青地」ですものね。
どちらも演じられるのでは。
はてさて、中砂に丹治さん、青地に中島さん。
これでモノクロ写真を撮りたかった。
酔漢は?
この場に出る幕はございませんでした。
本編にて訂正させていただきました。
ありがとうございました。
ウィキペディアで調べたら載っていないし、
火曜サスペンスドラマ一覧には原田芳雄さんの名前は載っていないから、あの、小屋の中で爆死したのは世良正則だったのか?と、日頃から自信のない私の記憶を疑うところでした。
アドリブが多かったのですね。
セリフまで憶えていないのが残念です。
このドラマを観たのは私が高校生の頃です。
あんな風にいなくなっちゃったら、もう一生忘れられないじゃん!
って思ったものですが、本当に私が忘れられなくてもう一度観たいなと思っています。
私の記憶違いじゃなくて良かった。
ありがとうございました。
逃亡中の刑事(原田芳雄さん)と桃井かおりさん。二人は青い屋根の小屋へ入ります。
連絡先は「北海道警」。
ところが、赤い屋根の家が爆発。
このシーンで黒幕が「道警」と知った二人は、(世良正則さん役の若い刑事はこの時には殉職)戦いを挑みます。
「早く、ここから出るんだ!」
「一人じゃ行けないわよ」
「何言ってんだ?この前はさっさと一人で出て行ったくせしやがって」
この瞬間、隠れていた小屋も爆発。
一人残された桃井さんが、小屋の上からライフルを空に向けて発射する。
ラストシーンでした。
私も脚本、DVD等残されていないか、調べましたが、今のところ見つかっておりません。
秀作だけに、多くの人に見て頂きたかった作品です。脚本も凄いと思いました。
スタッフ他までは覚えてなくて、残念に思っております。私が見たのは、19歳の頃でした。
しかし、よく憶えていらっしゃいますね。
桃井さんがライフルを空に向けて発射するあたりは記憶にあります。
格好良かったんですよね~♪
酔漢さん19歳の頃でしたら、私とそれほど変わりませんね。
吸収力のある頃だからか、あの頃見た映画やドラマ・音楽がこの頃懐かしく思い返されます。
やはりDVDになっていないんですか…
もう一度観たい!!ってテレビ局に手紙書いちゃおうかしら~!?
新聞欄を読んでおりまして「原田芳雄」さん「桃井かおり」さんのキャスト。これだけで観てしまった火曜サスペンスでした。
作品としても秀逸だったと思います。
本当にもう一度見たい。これは酔漢も思うところです。評価されていないのですよ。残念です。番組中盤から北海道警が敵であると感じる刑事(原田さん)その罠にはまる犯人とされる(桃井さん)逃亡につぐ逃亡。北海道の自然の美しさも映し出されていて、その映像は映画の「砂の器」の様でもありました。
そう言えば、「砂の器」の、原田さんも名演技でした。テレビ版でしたけど。
ビデオ残っているのかなぁ。
手紙書きましょうか!