産業カウンセラー協会開催のシニアコース「逐語検討1」を受講しました。
逐語検討は1~3までそれぞれ2日間15時間のコースがありますが、1は15~20分
2は20~30分、3は30~60分の面接を収録し、1は5分、2は10分、3は
15分の逐語を事前に作成するものです。その内容は上記の面接録音の面接場面において
「自己のカウンセリング技能が最大限発揮されていると思う部分をピックアップする
ことが求められます。
産業カウンセラー養成講座以来の逐語ですので、まず事前の逐語作成に悪戦苦闘し、
5分間の逐語作成に7時間も要してしまいました。この分では逐語検討の2・3が
思いやられます。
当日の講義は、受講者6名に指導者2名ずつのグループに分かれ、受講者1名につき
1時間30分から2時間かけて、実際のテープを聞きながらまさに一語ずつ(逐語)
本人を含めた受講者全員が意見を述べ、最後に指導者が見解を述べるという形で
進められました。表題はその際にチーフの指導者が述べた言葉です。 そのあとに
「指導者の個性が大切で、いろいろ異なった多くの指導者の個性にふれ自分に合った
スタイルを学び取ってもらいたい」というものです。このような方針から、一回の
講座で指導者4名、3回で12名の方から指導を受けることになります。
私のカウンセリングの型(癖)は逐語を作成する段階で、自分自身の振り返り
で50%把握できました。更に他の受講者からのコメントで新たな気付きがあり、
最後の指導者の講評には「そういう観点もあるのか!さすが・・・!」と感嘆する様な
異次元の高みがありました。