カウンセリング 健康法ときどき政治経済まれに経営

ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

ショーウインドウの中の自主決定 (桐村 晋二)

2021年03月15日 | カウンセリング

 表題は桐村晋二 元法政大学教授のセミナーからの1節で 現代の日本を、考える前に答えが与えられる社会、情報を与えられないと動けない
代理頭脳に頼る社会と捉えられています。 

 その他の印象に残ったフレーズを書き出します。

*日本人の自己効力感を取り戻さなければ
 ・治安がいい、空気がいい、水がいい、食の安全、ほぼ完全雇用等

*日本における海外情報はほとんど米国であるという認識を踏まえて
 マスコミ情報に接するべき

*企業教育の基本は課題設定(何をやるべきか)

*学ぶチャンスは増えている
 ・大学の公開講座、公民館・福祉協議会の講座、放送大学、生涯学習センター等

*組織における知の蓄積が我が国の強みであった

*人生80歳70万時間として
 ・35万時間は生物として(睡眠、食事等)
 ・35万時間中 学校で2万時間、仕事で6~8万時間、通勤で2万時間
 ・残り23万~25万時間をどう使うかでその人の人生が決まる

*ホワイトカラーの身に着けるべきスキルは
 1.テクニカルスキル: 技術、情報
 2.ヒューマンスキル: 対人関係
 3.コンセプチュアルスキル: 自分の体験を理論化してみる
     (理論と体験を行ったり来たりして)

*賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ

*仕事の種類には
 ・指示された仕事
 ・期待された仕事
 ・創造する仕事 がある

*過去があって現在がある。過去と現在が分かれば将来の相当部分を推測できる

 

 

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ヨガの片鼻呼吸法

2021年03月01日 | 健康法

 <4・7・8 呼吸法>への反響が大きかったので <ヨガの片鼻呼吸法>

と<マインドフルネス呼吸法>を紹介致します。

 私は起床時、入浴時に<ヨガの片鼻呼吸法>、昼休みや通勤時の電車・バ

ス等で<4・7・8 呼吸法>を、就寝時に<マインドフルネス呼吸法>を

行っております。ご検討ください。

 

        <ヨガの片鼻呼吸法> 

1.楽な姿勢で座り、背筋を伸ばし、軽くアゴを引く。

2.右の手のひらを広げ、人差し指と中指を曲げる。

3.まず右手の親指で右の鼻を塞ぎ、左の鼻でゆっくりと息を吐き切る。

4.そのまま、左の鼻でゆっくりと息を吸う。

5.薬指と小指で左の鼻を塞ぎ、右の鼻でゆっくりと息を吐き切る。

6.そのまま、右の鼻でゆっくりと息を吸う。

 

3~6を5~10回繰返す。

 

*1回の呼吸は「深く、そして長めに」、慣れてきたら、息を吸って吐くまで

呼吸を止める時間を保持するのも有効。

 

 

*左右の鼻穴の役割

 ・右の鼻腔:交感神経・左脳を刺激する。血糖値・心拍数を上げる。

 ・左の鼻腔:副交感神経・右脳を刺激する。血糖値・心拍数を下げる。

 

*片鼻呼吸法の効果

 ・脳にしっかりと酸素を送ることができるので、脳の働きが良くなる。

 ・自律神経のバランスを整える

  →血流(特に脳と顔)が良くなり、リラックス効果を得られ、ストレスも

   軽減し、心も体もスッキリする。

  →頭痛、めまい、冷え・ほてり、動悸、肩こり、便秘・下痢、頻尿・残尿

   感、慢性的疲労感、抑うつ気分、寝つきの悪さ等の軽減。

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座禅の効果が簡便に!(マインドフルネス呼吸瞑想法 )

2021年03月01日 | 健康法

             <マインドフルネス呼吸瞑想法> 

1.背筋を延ばして椅子に座る

  足を肩幅に開き、体全身の力を抜く

2.目を閉じる

3.自然に呼吸し、注意を呼吸に向ける

  いわゆる呼吸法をする必要はなく自然に呼吸し、そこにある感覚を味わ   う  (お腹や胸が膨れた、意外と浅い呼吸だ・・・等)

4.雑念が湧いたら、それをそっと心にメモして、注意をまた呼吸に戻す

      雑念が湧くのはこころの自然な性質なので、「しまった!また雑念が湧い てしまった」などと

  自分を責めず、気にせずにそれを受け入れ、淡々と戻ってくることが大切なポイント。

*1~4を1日に5~10分間繰り返す

 

 私は20代の頃から禅寺で、有志とともに数々の座禅の体験を積みました。しかしながら完全断食3週間

(減食3日、復食7日を加えて全31日間)の特殊な修行時を除き、悟りの境地を体験できませんでした。

    義父の法事後会食時 ご住職に伺ったところ、その方も長い修行期間でその境地に達せられたのはたったの2回とのことでした。 

 マインドフルネス瞑想法は、禅・ヨガ他の宗教的瞑想法からヒントを得たものです。しかしそこから心理学・脳科学的エッセンスを抽出して、非宗教的な心の鍛錬法として確立されたところに特徴があります。

そして今回はその中でも最もシンプルなものを取り上げました。

 座禅の経験では、無の境地を目指すと、なぜか雑念が次々と湧いてきて、それを打ち消そうとすればするほど雑念のるつぼにはまります。そして自己嫌悪と失望のなかで行を終えることの繰り返しでした。

 

 今回ご紹介した方法は、「雑念が浮かぶ→それを自然のことと受け入れる→何が浮かんだかを心にメモして淡々と戻る」を繰り返しトレーニングすることで、実生活においても自分の注意をいつでも<今>に戻すことができるようになります。これは筋トレと同じように、繰り返しの訓練で<心の筋力>を鍛えるわけです。そうして

<心の筋力>を鍛えることができれば、日常生活や仕事においても、態度や気分をコントロールしやすくなるということです。

 驚くほど簡便な方法で、メンタル面での大きな成果が得られるというデータが世界各国で報告されておりますので是非お試し下さい!

 

 

 

 

  

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