放送大学の「現代の生涯学習」(主任講師:岩永雅也教授)からです。
表題は1979年4月に旧掛川市の市議会で決議された生涯学習都市宣言の主要部分から引用しました。
「・・・・・少しでも多く幸せを実感するために、健康で生甲斐をもって生きていくために一人でも多く素直になり、悟りを開けるようになるために・・・・・一生涯学びつづけていこう。・・・・・文化活動や年中行事を通じて、掛川市全域を公園のようにして、掛川市全域を大学のようにして、お互い、生甲斐を引き出し合って生きていこう。・・・・・本当に人間を支えるものは教養である。」
学習意欲を盛り立ててくれる名文ですね!
章建てをご紹介します。
1 人と学習
2 生涯発達と学習
3 学びの源流
4 成人教育と生涯学習
5 政策としての生涯学習
6 社会教育の変容と公民館
7 余暇活動と生涯スポーツ
8 指導者とリーダーシップ
9 生涯学習の評価
10 生涯学習市場
11 大学と成人学習者
12 家庭・学校・地域との関わり
13 海外の生涯学習(1)
14 海外の生涯学習(2)
15 メディア利用とネットワーク
*その他印象に残ったことを1点あげると
韓国の1980年発布の改正憲法第31条に「国家は、平生教育を振興しなければならない」と盛り込まれています。 (注)韓国では、生涯教育は「平生教育」と呼ばれる。
枢軸法たる憲法に生涯学習が盛り込まれている国は 他に例を見ないとのことです。
このところ好感を持てなかった韓国ですが、少しだけ見直しました。