前稿と順序が逆になりましたが 顧問先の企業おける従業員教育で使用したレジメをご紹介します。
1.マインドフルネスとは
あるがままの状態への気付き(認知)
II
出来事の判断や評価をしない
II
あるがままの受容=目的を手放すこと
⇓
客観的に自分と世界を知る(メタ認知)
ネガティブ感情と認知の歪みの悪循環を断ち切る
*日本マインドフルネス学会の定義
「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」
*マインドフルネスの語源
インドのパーリー語の「サティ」を英訳した言葉
Mindfulness:注意深さ、留意すること、気付き
2.マインドフルネスの効果
①自分や世界を客観的に観察する能力を高める
②ありのままの自分を受容する能力を高める
③感情に翻弄されない心を養う
④集中力や持続力、判断力を向上させる
⑤心の安定、リラクゼーション効果
⑥共感力、幸福感、充足感を得る
☆但し、効果を求めて瞑想しないことが重要
「効果は後からついてくる」という姿勢が大切である
3.あるがままに観る(=気づき)のトレーニングプロセス
①身体に気づく ②呼吸に気づく
③情動に気づく ④感情に気づく
⑤思考に気づく ⑥生活に気づく