講師は1級キャリア・コンサルティング技能士です。
さてセミナーの内容は表題のとおり 人事・労務管理と企業における
組織の問題、それに改正点を中心にした労働法を取り上げたもので
知識の再チェックには体変有効でした。その中で私自身が 今後の講演
等で引用させてもらおうと思ったものを1点だけあげておきます。
*日本における人事・労務管理の特徴
①三種の神器
終身雇用、年功制、企業別労働組合
②新規学卒一括採用と内部労働市場の重視
④柔軟な分業システム
⑤現場レベルへの権限移譲
⑥競争の延期と平等主義的な報酬配分
様子見で比較的平穏に推移した第1ラウンドに比べ、都議会定例会の第2ラウンドではは既得利権死守を目指す
某党都議団がついに本性を現して牙を剥き、目を離せない状況となりました。
案の定、代表質問では裏の根回しには応じないという言葉尻をとらえて、<あらかじめ質問事項を提示して準備
させる>という慣行を破り、ぶっつけ本番の質問で知事を立ち往生させて恥をかかせるという暴挙に出ました。
正論を述べた自派の都議を自殺に追い込んだU闇将軍率いる暴力装置が、そのどう猛さの一端を見せつけたのです。
他の道府県議会では認められていない、口利きわいろ財源となる危険性をはらんだ政党復活予算を廃止し、
議会の表舞台で討議しようという知事の提案がありました。これを、こともあろうに<議会軽視>と糾弾し、
あまつさえ口汚い野次を飛ばすなど<目を覆いたくなるような議会軽視の惨状>が表出しています。
都民の皆さん! 来年夏の都議選ではドブさらいをして清流を流し、ドブネズミを退治してください。
ハーバード大学と東京大学大学院で長く教鞭をとった柳沢幸雄・開成高校長
のご指摘です。「米国では公平と公正は異なる。少数派や留学生を
優遇するのは、公平でないかもしれないが、目的が正しければ公正だと考える」
国際比較をすると、日本の理科系学生の女性比率は際立って低くなっています。
九州大学も同じで、特に理学部数学科は女子学生がほとんどいません。
「多様な人材が集まればお互いを高め合えるだろう」(丸野副学長)ということで
九大が12年入試から数学科後期日程に5人の女性枠を設けると発表しました。
ところが「不公平だ」「逆差別だ」との批判が殺到しやむなく撤回となり、
数学科の女性合格者はゼロとなりました。結果的に「グローバル化に対応する多様な
学生の確保」ができなくなってしまったのです。
私自身当たり前のように「公平公正」はセットの概念として捉えていましたので
このお話にはショックを受けました。教育の分野だけでなく、これからの日本が
グローバル化時代を生き抜くためには「多様性」を新たな基準、軸にして
取り組む必要があろうかと思います。そのためには、「公正」を「公平」に
優先する概念として取り上げていくことを国民的コンセンサスとすることが
求められるのではないのでしょうか?