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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

変化は絶えず起こっており、そして必然である

2018年12月29日 | カウンセリング

 これは解決志向ブリーフセラピー(Solution Focused Brief Therapy →SFBT)の
「4つの発想の前提」のひとつです。(画像は創始者ミルトン・エリクソン)

 SFBTに関する お勧め一押しの 参考文献は「<森・黒沢のワークショップで
学ぶ>解決志向ブリーフセラピー 2002ほんの森出版」です。これ1冊で
十分と言えるほどエッセンスが簡潔にまとめられており、しかもエピソードも
満載で、面白く読みやすい、まさに名著だと思います。

 この本から要点だけ書き出しますと

1.問題には極力焦点を当てず、即 解決に焦点をあてて「より良き未来の状態を
手にいれること」に全力を傾注し 従来の療法と比較すると衝撃的とも言える
くらいブリーフ(短期)に解決に導くセラピーである  

2.中心哲学(3つのルール)
  ①もしうまくいっているのなら、変えようとするな
  ②もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ
  ③もしうまくいっていないのであれば、(なんでもいいから)違うことをせよ

3.四つの発想の前提
  ①変化は絶えず起こっており、そして必然である
  ②小さな変化は、大きな変化を生み出す
  ③「解決」について知る方が「問題や」「原因」を把握することよりも有用である。
  ④全てのクライエントは、解決のためのリソース(資源、資質)を持っており、
解決のエキスパートである

4.面接マニュアル(5つのステップ)
  ①クライエントとセラピスト(カウンセラー)関係の査定(アセスメント)
  ②ゴールについての話し合い
  ③解決に向けての有効な質問(ソリューショントーク)
  ④介入
  ⑤ゴール・メンテナンス
 

 

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