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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

究極は自分自身をSVできる水準にまで到達することである(平木典子)

2015年08月14日 | カウンセリング

 統合的心理療法研究所IPI所長平木典子先生のSV研修を受講しました。
(先生はアサーションの分野においても日本の第一人者です)

 SV(スパービジョン)とは カウンセラーが定期的に受けることが求められている
より熟達した専門家による指導と検分のことです。表題は理想ではあっても我々凡人
には実際には到達困難な境地だと思われます。

 この講義はライブのスーパービジョンがメインであったため 記載出来ることが
限られるのですが 最後はロジャーズが提示した必要にして十分な条件 すなわち
下記の3点がやはり ポイントとなるのです。

①共感性(empathy): 感心する、積極的傾聴(listen) → 理解を共有する
 ・クライエントの思いをあたかも同じように受け止めていることを返してみる
 ・sympathy(同感)との違い ー「同感はできなくても、共感はできる」

②畏敬の念(garing,prizing) ー クライエントへの「無条件の肯定的配慮」と関心
 ・valuing and interested

③genuiness(邪気のなさ)ー 自己一致(ありのままの自分を受け入れ、脅かされず
              クライエントの体験にひらかれている)


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