16歳の語り部 ポプラ社
図書館で借りて読みました。東日本大震災の起こったときは、小学5年生、現在16歳の高校生になった方々が、あの日の出来事、あの日からの思い、今、伝えておきたいことを自らの言葉で語りかけている本です。震災のことを語り継がないと時が経つと忘れ去られてしまう、もし、また震災がきた場合のひとつでも手助けになればという彼らの熱い思いが印象に残りました。彼らが格闘してきたいろいろな葛藤や心の声は、同世代には特に心に響くでしょうし、大人が読んでもいろいろなものを感じる本だと思います。今、生きていることの大切さを訴える彼らの声は真の心の声でした。この本を読んで同じだなあと気づいたことがありました。知覧の特攻隊の記念館を作るために自らも特攻隊であった方が、一人ひとりの特攻隊の遺族の方々を訪問されて平和への思いを語り継いで来られたことを以前、NHKの番組で知りました。高校生たちは、この方と同じような使命感と真剣な思いを掲げて活動されていると感じた本でもありました。
図書館で借りて読みました。東日本大震災の起こったときは、小学5年生、現在16歳の高校生になった方々が、あの日の出来事、あの日からの思い、今、伝えておきたいことを自らの言葉で語りかけている本です。震災のことを語り継がないと時が経つと忘れ去られてしまう、もし、また震災がきた場合のひとつでも手助けになればという彼らの熱い思いが印象に残りました。彼らが格闘してきたいろいろな葛藤や心の声は、同世代には特に心に響くでしょうし、大人が読んでもいろいろなものを感じる本だと思います。今、生きていることの大切さを訴える彼らの声は真の心の声でした。この本を読んで同じだなあと気づいたことがありました。知覧の特攻隊の記念館を作るために自らも特攻隊であった方が、一人ひとりの特攻隊の遺族の方々を訪問されて平和への思いを語り継いで来られたことを以前、NHKの番組で知りました。高校生たちは、この方と同じような使命感と真剣な思いを掲げて活動されていると感じた本でもありました。