TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ハートソング

2016年05月11日 | 読書日記
ハートソング ケビン・クロスリー=ホランド 著 BL出版
18世紀のヴェネツィアを舞台に、養育院で暮らす孤児ラウラのお話です。ラウラは口がきけませんが、ある日、作曲家アントニオ・ヴィヴァルディと出会い、リコーダーを渡されます。リコーダーで音楽を奏でることで、ラウラの世界は変わって行きました。養育院の中の騒がしさとは対比する、ヴェネツィアの四季の風景やその美しくて情緒に富む風景の中で奏でられる繊細な音色を想像しながら読めた本でした。
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