TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

日曜日の台風24号

2018年10月01日 | ひとりごと
日曜日の晩遅くに和歌山県の田辺市付近に上陸した台風24号は、各地に暴風と大雨の被害を及ぼしながら日本列島を縦断していきました。大阪市内は、9月初旬にやってきた台風21号と同じ勢力を保っていた台風の襲来ということで、近所のスーパーも昨日はほとんどが早く閉店し、台風に備えて、午後からは外を歩いている方々もほとんど見かけなかったという日曜日でした。上陸したのが近畿地方の南部だったので、その左に当たった大阪市内では、雨は結構降りましたが、前回の台風21号よりはひどい風は吹かなかったです。近畿地方から遠のいても、午後10時頃からあくる日の午前3時頃まで強風が吹いていたので、直撃コースだったら21号と同じような風が吹いていたのでしょうと想像すると恐ろしい限りです。台風の被害が全国的に及んでいるようなので心配です。
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最終回の感想

2018年10月01日 | ひとりごと
NHKの朝ドラ「半分、青い。」の最終回を見終えました。そよかぜの扇風機が完成し、鈴愛と律はハッピーエンドで終わりました。若かりし頃に、タイミングを逃し、それぞれの別のパートナーと歩み出した後に、すれ違っていた人生の修正を施し、遠回りしながらも、自らの思いと願いを叶えることができたようなストーリーで終わりました。北川悦吏子さんの脚本なので、最後はこういう展開になるんだろうなあと思っていたので予想どおりの展開でした。世間的にはタイミングが遭わずに違った方向に行った人々は縁がなかったということで済まされてしまうことが多いのでしょうが、このドラマでは、ドラマチックぽく静かに毎回盛り上げながら描かれていました。亡くなった人もみんなの心の中にいつもいるというメッセージ性を伴ったシーンも最終回にあり、争いや誰かをおとしめようとする人もこのドラマでは出てくることもあまりなく、全編に渡って、ほのぼのとしていて、視聴者に希望や未来を感じさせてくれるようなドラマでした。鈴愛が初めてデートした新聞部の彼が最終回にそよかぜの扇風機の発売を記事にすべく新聞記者として、取材のために再登場していたという偶然とデートしていたときの回想シーンがおもしろかったです。最後のシーンで、律が誕生日プレゼントを鈴愛に差し出すシーンで、鈴愛の昔の言葉を律はしっかりと覚えていて、雨の音が聞こえる傘を作って、渡していました。本当に大切な人が何気なく言った言葉をずっと覚えていて、実行してもらえるなんて、鈴愛は幸せな人だなあと思いながら見終えました。書店で『秋風羽織の教え人生は半分、青い。』という本を見かけました。この本は、俳優の豊川悦司さんが演じておられた秋風羽織がドラマの中で言わしめていた、いわば、北川悦吏子さんが言いたかったのであろう名言やその意味が記載されていました。このドラマでは、この本に書かれていたように、秋風さんの名言に、ストーリーの展開を匂わせながら進めて行くといった手法が取られていて、秋風さんはこのドラマのストーリーには欠かすことのできない存在だったと思います。最終回はそよかぜファンの完成発表会に贈られた花輪に秋風さんの名前だけがクローズアップされていただけの出演でしたが、秋風さんがドラマのところどころで発する名言が文学的、哲学的要素をこのドラマに一層加味させていて、ドラマのセリフの意味をクローズアップする役割を果たしていたなあと思いました。終わってしまったら、毎日見ていたので少し寂しくなりました。
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