TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

北の果ての小さな村

2020年06月16日 | 映画鑑賞日記

世界一大きな島グリーンランドに28歳の青年アンダースがデンマークから子供たちにデンマーク語を教えるためにやってくるところからストーリーが展開していきました。彼が赴任した村は人口80人の小さな村チニツキラークで、子どもたちやその保護者たちと向き合い、暮らしていく中で、村人たちと馴染んでいき、彼らと繋がっていく様子が描かれていた映画でした。遥か彼方まで広がる雪の平原、フィヨルド、オーロラ、シロクマ親子、クジラの群れ、そこには手つかずの美しい自然が広がっていましたが、その自然は彼の想像以上に過酷で、厳しいものでもありました。穏やかに流れて行く時の流れの中で、その厳しい自然環境と対峙しながら、シンプルだけれど心豊かに暮らす村人たちとの暮らしを続けて行きます。村人たちの伝統や知恵を伝授してもらいながら、生きて行いく上での大切なことに気づいていく主人公の姿が描かれていて好感が持てました。主人公が生きてきた都会的な世界でのものの見方や考え方だけがすべてではないということ、文化の違い、言葉の違い、伝統の尊重、人と人が分かり合いたいと思うときの基本的な態度や行いを自ら知り、体得しながら成長していく主人公の姿が穏やかさの中に逞しさを伴っていたのが印象的でした。美しい自然、厳しい自然の世界を映画を通して知ることができた映画でした。死者を土葬するのも自然な生活の一部になっていたことをこの映画を観て忘れていたことに気が付きました。主人公のアンダースや村の人々は全員その本人が演じておられたそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

返事があったという連絡

2020年06月16日 | ひとりごと

昨日、叔父宅の件でお世話になっている弁護士の先生から叔母から返事があったという連絡メールが届いていたのを今朝見ました。返事くれないでたぶんそのままにしておかれるのではないかとずっと心配してきただけに叔母が意思表示を示してくれていたのを知って、嬉しく思いました。一生懸命に書いた叔母への手紙が叔母の心に響いてくれていたとしたら本当に嬉しかったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする