10月17日、次にやってきたのは蔦温泉旅館から15分ほど歩いたところにある蔦沼でした。
蔦温泉を取り囲むブナの森には蔦七沼と呼ばれる大小7つの沼があり、そのうち6つの沼は自然散策路が整備されています。7つの沼の中でも最も大きな蔦沼は秋の紅葉シーズンの燃えるような朝焼けの美しさがよくテレビなどでよく放映されている場所です。
遊歩道は木道が整備されているところもありました。
遊歩道を歩いていたら雨が強く降り出してきました。
800メートルくらい歩いたらやっと蔦沼に辿り着きました。お天気がよくなかったですし、後1週間くらい後に訪れたほうがよかったような紅葉度でした。
大町桂月がこの蔦沼で舟を浮かべて釣りをしていたそうです。
歩いてきた道を戻りました。
散策路周辺の森は蔦野鳥の森と呼ばれ、様々な野鳥の宝庫となっている場所だそうです。
ミズバショウが咲く場所だったのですね。
大町桂月の碑
蔦温泉旅館には大町桂月資料館があります。蔦温泉は大町桂月終焉の地だそうです。
蔦温泉を後にしてバスの車窓からブナ林の景色を眺めながらこの日の昼食場所だった酸ヶ湯温泉に向かいました。
峠に向かう途中、雪景色にどんどん変わって行きました。峠では他府県ナンバーの車が雪で破損して止まっていた車も何台か見掛けました。