4月11日午前中、この日最後の公開日になった造幣局の通り抜けの事前予約した時間に間に合うように自宅を自転車で出発、大阪城公園の中を通って行きました。途中、大阪城公園の市民の森の一角で鳥の撮影をされていた方々を見掛けました。覗いてみたらコマドリやオオルリがいるとのことで少しだけ寄ってみました。オオルリは2羽くらい飛んでました。数枚撮影してきました。大阪城公園では最近野鳥がいっぱい飛んできているみたいなので鳥撮影の方々がたくさん来られるようになりました。公園内のソメイヨシノは散り掛けているとは言うもののまだお花見できる状態なので花見に来られていた方々も多く混雑してました。造幣局に向かう前に天満橋駅の近くでお昼ごはんをいただこうと京阪シティモールの中にある回転寿司のお店でお昼ごはんにお寿司をいただきました。その後、桜の宮公園の造幣局付近まで自転車で走り、造幣局の通り抜けの入口になっていた南門と出口の北門の丁度中間地点くらいの桜の宮公園の一角に自転車を止めて造幣局の南門まで歩いて入場しました。今年は気温が低かった日が多かったので通り抜け最終日でもまだ見ごろが続いていた桜並木を写真を撮影しながら見歩いてきました。つぼみの木々も見掛けました。事前予約制でしたが、昨年よりは見に来られていた方々の人数は多かったような気がしました。昨年は雨が降ってきたけれど、今年は晴れました。造幣局の通り抜けの桜を見歩いた後、造幣局の北門の前にある泉布観や帰り道の途中にある藤田庭跡公園にも寄ってから午後5時過ぎに帰宅しました。
4月12日の午前中、父の病院の代金の請求書が前の日の午後に届いていたので病院まで出向いて支払ってきました。思ったよりはそれほど高い代金ではなかったです。テレビカードも精算してきました。帰り際、サイレンを鳴らした救急車が病院に着いたのを見掛けました。丁度1か月前に父と一緒に救急車に乗ってこちらの病院までやってきてから1か月経ったんだなあと思いました。1か月前のことなのに随分昔のような気がしました。父が元気だったら4月11日からツアーで長野に行ってた日だったなあと思うとなんだか寂しく切なくなりました。
病院で代金を支払った後、友達が勤めている薬局に寄って、先週お通夜に来てくれた友達にいろいろなものを手渡してきました。また、以前私が作ったかやくごはんを食べたいと言っていたので前の日の晩にかやくご飯を炊きました。朝に卵焼きなどのおかずを友達の分と自分自身の分を二つ作りそのうちのひとつを渡してきました。後で美味しかったと連絡をもらい、かやくご飯は久しぶりに作ったので味がどうかなと思っていたからよかったと思いました。父が家にいたときはいつも父が美味しいと言ってくれていたのが毎日ごはんを作るときの張り合いになっていたのですが、父が家にいなくなってから自分自身のためだけにごはんを作るのもなんだか元気が出ず、二人分買っていた食材をいつも通りに買うと余ってくることもあり、それに少し慣れたものの家族や誰かのために何かをしてあげたいという思いが自分自身の行動の基本になっていたことを最近改めて実感するようになりました。自分自身のためではなく誰かの役に立てているという思いが自分自身の元気の源だったのだなあと思いました。これからどのように行動して行ったらいいか考えなければと思いました。最近、ちょくちょく記憶が飛びます。身近だった人を亡くすとよく起こりうることがあるらしい痴呆症のきっかけになっていないだろうかと思ったりもします。今は行きたいところにあちこち花々を見歩くことで心の不安を一掃できたりしていますがこの先どうなるんだろうと思うと暗くなってきたりもします。なるようにしかならないけれど、毎日いつも通りに過ごして行けるのだろうかなどと思ったりもします。
友達に会って弁当などを手渡した後、来た道を戻るのではなく、桜がまだ咲き残っていた桜の宮公園を自転車で走ってみました。大阪城公園はこっちと書かれていた方向指示の通りに通ったことがなかった桜の宮公園の通路を散り掛けていた桜を愛でながら走って行きました。どんどん走って京橋駅まで走って、駅の近くの駐輪場に自転車を止め、この後、京阪電車と大阪モノレールを乗り継いで万博記念公園にチューリップを見に行きました。公園内のソメイヨシノは散り掛けてましたが、ポピーやチューリップを愛でて癒されました。公園内でチューリップを撮影していたときにお母さんと娘さんお二人で来られていた方に写真を撮影してほしいと依頼され、撮影したら、いい写真を撮っていただきありがとうと言われました。大きなカメラを持っているとさぞ写真撮影が上手な人と勘違いされることが多々ありますが、この日もそんな勘違いで依頼されたのでしょうが、思いのほか感激して下さって、お二人にとって私が撮影した写真が役に立ったのかなと思うとなんだかとっても嬉しかった出来事になりました。
どなたかの役に立つことは生きて行く上ではやっぱり嬉しいことのひとつなのだろうと思いました。これから後何年か何日か暮らして行く上で、どのように行動して行ったらいいかをゆっくり考えてみたいと思った日でもありました。
この日は気温が24度くらいまで上がるほどの季節はずれの暑い日でした。暑かったこともあり、公園内をうろちょろ歩き過ぎると疲れるので少しだけ散策して帰りました。午後5時過ぎに帰宅しました。