6月24日に行ってきた壇上伽藍の続きです。高野山に初めて訪れたのは小学校の林間学校でした。その次に訪れたのは1984年の8月で、家族皆で訪れてそのときは宿坊に1泊したことがありました。それ以来高野山には訪問していないので久しぶりでした。
高さ48、5メートルある根本大塔は小学校の林間学校のときに皆で写生した記憶があります。今回日帰り旅行に行ってみようと思ったきっかけがこの根本大塔をもう一度見てみたいと思ったからでした。
10歳だったあのときから自らは歳を重ねてしまったのに根本大塔は小学生のときに見た記憶に残っていた当時の姿のままだったように思いました。
塔の中の入ってみました。500円で拝観できました。根本大塔は多宝塔様式としては日本最初のものといわれ、本尊は胎蔵大日如来、周りには金剛界の四仏が取り囲み、16本の柱には堂本印象画伯の筆による十六大菩薩、四隅の壁には密教を伝えた八祖像が描かれ、堂内そのものが立体の曼荼羅として構成されています。
金堂
三鈷の松と御影堂
三鈷の松
御影堂
六角経蔵
中門
蓮池
奥のには西塔などの建物がありますが、限られた約1時間という見学時間だったのでゆっくり見学していたら金剛峯寺を見学する時間がなくなってしまうのでこの付近で見学を終え金剛峯寺まで歩いて戻りました。