11月29日、臨済宗の寺院・宝筐院(京都市右京区嵯峨野)の紅葉を見に行きました。2011年11月に来たことがあったので今回で2回目でした。以前来たときよりも紅葉は見頃だった気がします。
11月29日、臨済宗の寺院・宝筐院(京都市右京区嵯峨野)の紅葉を見に行きました。2011年11月に来たことがあったので今回で2回目でした。以前来たときよりも紅葉は見頃だった気がします。
11月25日、紫水ヶ丘公園(京都府綾部市)を少し散策してきました。紫水ヶ丘公園は綾部市東部の高台にあり、綾部市街や由良川を一望できました。
紅葉していた木々がたくさんあり、太陽光線に照らされてとってもきれいな風景を作っていました。
遊具が設置されていたなかよしパーク
みはらしの丘からは綾部の町並や由良川が見えました。
約20分くらい散策してきました。
11月16日、ピース大阪で上映された映画『ラーゲリより愛を込めて』を鑑賞しました。実話を基にした2022年に公開された作品です。終戦後シベリアのラーゲリ(収容所)に抑留されて強制労働を強いられながらも日本にいる妻と子供たちに再会するために帰国(ダモイ)の日が必ずやって来ると希望を持ちながら抑留者たちとシベリアでの生活を共にしてきた主人公山本を二宮和也さんが演じておられました。どんな苛酷な状況下でも希望を失わなかった山本でしたが、山本の身体を病魔が襲い、ダモイの希望が絶望に変わって行く様が描かれて行きました。苛酷なラーゲリの生活の中でも希望を持って生き抜く姿勢を貫いてきた常に前向きだった山本の姿はラーゲリでともに生活し、絶望に打ちひしがれながら生き続けていた仲間たちの姿に徐々に変化を齎すようになりました。病魔に襲われて山本の命が危機に陥ったとき、ダモイが難しくなってしまった山本に対して、仲間たちは日本にいる家族に向けて遺書を書くように勧めます。最後の力を振り絞り家族に遺書を書いたノートはロシア兵たちに検閲を受け最後には没収されてしまいますが、その遺書を日本にいる山本の家族たちに必ず届けようと仲間たちがそれぞれの脳裏に記憶して行きました。山本が亡くなった後、ダモイできた仲間たちはダモイできなかった山本の代わりにそれぞれが記憶しておいた山本の遺書に書かれていた言葉をそれぞれの家族や大切な人への思いを合わせながら山本の家族に山本の遺志を届けるというストーリーでした。
この映画を見終えて、苛酷な状況下でも希望を持って生きたいと絶えず思いながら生きてきた山本はすごい人だと思いました。どんな苛酷な状況でも希望を持って生きていくことの意味と亡くなっても生きて来た証である真心が籠った山本が家族に投げ掛けた遺書の言葉が家族の心を救い、その言葉を胸にこれからを生きて行くことができるという最後のシーンが印象に残りました。真心の籠った言葉は人を動かすでしょうし、真心が籠った態度は人の心や態度を前向きな方向に変化させることもできるということを感じた作品でした。この映画で描かれていたシベリアでの抑留生活は実際はもっとひどいものだったでしょうと想像できましたし、戦争ほどひどいものはないということを更に再認識させてくれた映画でした。戦争をしない国政をこれからも続けて欲しいですし、世界中から戦争がなくなっていくことを祈り続けて行きたいと更に強く思った映画でした。
映画『ラーゲリより愛を込めて』予告【12月9日(金)公開】