3月11日、大阪の最高気温は25度近くまで上がるという初春とは思えない暑い日でした。自宅の3階の気温はお昼の3時頃、西日が当たる4時過ぎ頃、部屋の中の温度は31度にまで上がっていました。窓を開けると花粉が入ってくるので我慢して扇風機を掛けてこの暑さを凌ぎました。夜間までなかなか下がらずつい最近まであんかを掛けながら布団2枚、その上に毛布を掛けて寝ていたのに、この日は暑すぎてあんかも付けず、布団も1枚だけで十分でした。
毎日WBCの試合をテレビで観戦していますが、この日の晩も7時からWBCのチェコ対日本の試合をテレビ観戦しました。この日は、佐々木朗希投手が先発、1点取られたものの160キロを超える速球を連発され、貫禄のある投げ方で多くの方々にその素晴らしさを魅せつけてくれてました。この日は東日本大震災が起こってから12年経った日でした。佐々木朗希選手は当時小学3年生、父と祖父祖母をこの震災で失い、野球を支えとしてずっと頑張って来られ、佐々木選手はWBCでの初登板の晴れ舞台の日が東日本大震災から12年経った日だったという巡り合わせになりましたね。地元の方々のみならず大震災で悲しい思いをされた方々にとっても日本中のいろいろな思いを背負って過ごして来られた方々にとってもそれぞれを勇気付けたり元気付けたりするようないろいろなものを与えたかもしれないなあと思いながら見てました。その投球に掛けたいろいろな思いは天国にも届いていたでしょう。地元の方々が「東北の希望の星」と讃え応援され続けてきた佐々木投手のWBCでのいつもよりも漲るような力が入っていたその活躍ぶりはいろいろな人々に希望などの前向きな何かを投げ掛けたかもしれないと思いました。この日も1点先制されてから重い試合展開になるのかなと思っていましたが、その後の投手の皆さんの継投や繋がった適打で気が付けば10対2で侍ジャパンは3連勝を飾りましたね。おめでとうございます。チェコの選手の皆さんは常に仕事を持ちながら野球をされているいわば二刀流の皆さんだったそうで、日本との対戦をいかにも楽しんでおられたようにも見えましたし、そのスポーツマンシップは素晴らしく、日本に負けても日本チームに称賛の拍手をされたりと日本中に爽やかな気分を届けておられたのがとても印象に残りました。
今日のオーストラリア戦も頑張って欲しいです。応援しています。