先日読んだ本『102歳、一人暮らし。』の中で印象に残ったことが二つありました。
一つ目は新聞を隅から隅まで読まれていたことでした。1月13日に放送されていたテレビ番組『100歳に聞く!』の中で東京の谷中の佃煮屋さんで働く100歳の女性の方が紹介されていて、お店での働きぶりも素敵でしたが、たくさんの趣味も持たれていた方も新聞をよく読まれているのが紹介されていたのを見ました。先日、20代の頃から40代半ばまでいた一番最初の職場でお世話になった先輩の80代の女性の方と久々にお話していたときにも新聞をよく読まれているとお伺いしました。最近は新聞を取っていない方々や新聞を読まない方々が増えてきているそうですが、ネットに掲載されるニュースや記事を読むよりも新聞の活字を追って読むことはやっぱり健康や脳トレにもいいのかもしれないと思いました。
二つ目は、1年一度出されている年賀状を生存確認のためにも毎年出されていると書かれていたことでした。この本の中でも年賀状仕舞いをされる方々のことにも触れられていました。年賀状は生存確認の意味も合いを兼ねていたことをあらたに気付きました。年賀状仕舞をされる方々は70歳、80歳などきりのいい年齢の方々が多いみたいですが、この本の主人公の哲代さんに取ったらまだまだという年齢層だったのだなあと思いました。確かに歳を重ねられた方々からいただいていた年賀状が急に届かなくなったときに年賀状のやり取りしかできてなかった大切な方々がご無事でお元気なのだろうかと気になることがあったので本当は会ってお話したい方々と繋がっていた年賀状が持っていた意味がよくわかりました。最近はラインやメールで年始の挨拶をいただいたり近況報告をいただくことが多くなりましたが、アナログ方式の年賀状はネットからは感じないような一味違ったものを届けてくれていたのだと思いました。
1月17日にお年玉年賀状葉書の抽選結果が発表されていたので当たっているかなと確かめてみたら4枚切手シートが当たっていました。郵便局に行って切手シートをいただいてこようと思います。今年いただいた年賀状の番号を見てみると下一桁が同じ番号のものが多かったです。「23」は5枚もありました。