〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

会報『サングラハ』第159号(2018年5月)について

2018-05-29 | サングラハ教育・心理研究所関係
 以下、サングラハ教育・心理研究所のホームページから転載します。
 特に仏教や心理学に興味のある方はぜひご購読いただければ幸いです。

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 隔月刊の会報『サングラハ』について、159号(2018年5月号)の発行をお知らせします。
 各会員には6月上旬に到着予定です。
 会員以外の一般の方でもご購読いただけます。当HPフォームメールまで号数・冊数を記載しご注文ください。
 *PDF版は次のリンクの販売ページからお求めになれます。

【会報『サングラハ』販売ページへ】


『サングラハ』第159号

2018年5月25日発行、全52頁、A5判、700円
目 次
 ■ 近況と所感 … 2
 ■『如来蔵経』を読む (6) 岡野守也… 4
 ■ 唯識と論理療法を融合的に学ぶ (9) 〃 … 19
 ■ 新・ゴータマ・ブッダのことば (11) 羽矢辰夫… 33
 ■ 渡辺京二と近代の超克 (7) 高世仁… 35
 ■ 中立国スイスとスウェーデンを参考に将来の民主主義国の在り方を考える (2) 増田満 … 40
 ■ 書評『徳川時代の宗教』(R・N・ベラー) (7) 三谷真介… 47
 ■ 講座・研究所案内 … 50
 ■ 私の名詩選 (58) 薔薇の名詩 … 52

編集後記
 主幹の如来蔵経講義は今号が最終回、巧みな譬えで私たちの命に仏性があると語りかけ、それを開くことを促してくれる、混迷極まる現代へのメッセージともなるお経でした。
 唯識と論理療法講義は、今回論理療法と仏教の融合として、修行で陥りがちなビリーフを論破していきます。論理療法は不可欠の「資糧」となるでしょう。
 羽矢先生は淡々と静かなブラフマー神の懇願と退場の様子を、高世さんは若い世代による現場からの近代超克の試みを、増田さんは武装中立国が歩んだ戦中の苦渋の道程を、編集・三谷は近代主義者であったベラーが見た日本精神を、それぞれ取り上げています。(担当)






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