あっと日付が変わってしまいました。
日付が変わった今日は月曜日、新しい朝が来た希望の朝が喜びに・・・
子供の頃はそんなラジオ体操をやっていた時期だったっけ。
いや~あした仕事やだな~
じゃっかんブルーマンデーという感じです。
ブルー、落ち込み、ということは、
まあようするに前回まで書いてきたコスモロジーというのは
まだまだ根付いていないということを意味しておりますね。
いや文字通りの不肖、まだまだがんばらねば。
以前に比べ相当ましになってきたとはいえまだこの程度の私、
そんなお前が「合言葉はコスモロジー」などと書く資格があるのかと
われながら突っ込みどころ満載でちょっとどうかとも思うのですが、
しかしまあ聞いてください。
まあこれもいいわけくさいような気がしますが、
ようするに頭でお勉強したことは
どう縦からみても横からみてもそのとおりと言わざるを得ない。
たしかにそのとおりと。
じゃあ何かが自分には足りないわけだが、それはなにか?
たぶん半分は素質とかこれまで蓄えてきてしまったもろもろがかかわっているのだと思います。
もう半分は実践不足なのでしょう。これは何とかなるはず。
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ!
う、戦時中の標語みたいですね。
戦時中と言えばここのところ
NHKで各地の戦場でひどい目にあった兵隊さん
(全員80代半ば以上…御苦労さまでした!)
の特集をやっていますが、
ほんとうに戦争というのは悲惨なものなのだと思いました。
番組の編集方針もあって
そこは鵜呑みにするのは当時の人の名誉にかかわるし
あまりよくないのかもしれませんが、
それにしてもひどい作戦で地獄を見た兵隊さんの
思いというのは…
10万人を動員し半分が生きて戻らなかった
戦争末期のビルマ・インパール作戦で
愚劣・劣悪な作戦指導をやってしまったとして有名なM中将の言葉、
(ほんとうはそれもNHKとかそれこそウィキペディア情報などで判断するのは危険なのでしょうが)
「インパール作戦は止めるべきだと喉まで出かかっていた。
しかし(上級司令官は)私の風貌で察してほしかった」
まさしく無責任極まりない。
しかしこういう問題のある人が上に立つというのは恐ろしい。
そういえば詳しくは知らないのですが父方の親戚が
ビルマで戦死したという話を思い出しました。
そんなひどい境遇におらず、
狂気の上司の作戦で突撃する必要もなく、
餓死の心配もない自分が
ブルーマンデー?
有名なV・フランクル氏は数々の強制収容所を
人間らしく生き延びたといいます。
また人間らしく生きる人を何人も目撃したと言っています。
それに比べるも愚かな話。
ちっちゃいちっちゃい。
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日付が変わった今日は月曜日、新しい朝が来た希望の朝が喜びに・・・
子供の頃はそんなラジオ体操をやっていた時期だったっけ。
いや~あした仕事やだな~
じゃっかんブルーマンデーという感じです。
ブルー、落ち込み、ということは、
まあようするに前回まで書いてきたコスモロジーというのは
まだまだ根付いていないということを意味しておりますね。
いや文字通りの不肖、まだまだがんばらねば。
以前に比べ相当ましになってきたとはいえまだこの程度の私、
そんなお前が「合言葉はコスモロジー」などと書く資格があるのかと
われながら突っ込みどころ満載でちょっとどうかとも思うのですが、
しかしまあ聞いてください。
まあこれもいいわけくさいような気がしますが、
ようするに頭でお勉強したことは
どう縦からみても横からみてもそのとおりと言わざるを得ない。
たしかにそのとおりと。
じゃあ何かが自分には足りないわけだが、それはなにか?
たぶん半分は素質とかこれまで蓄えてきてしまったもろもろがかかわっているのだと思います。
もう半分は実践不足なのでしょう。これは何とかなるはず。
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ!
う、戦時中の標語みたいですね。
戦時中と言えばここのところ
NHKで各地の戦場でひどい目にあった兵隊さん
(全員80代半ば以上…御苦労さまでした!)
の特集をやっていますが、
ほんとうに戦争というのは悲惨なものなのだと思いました。
番組の編集方針もあって
そこは鵜呑みにするのは当時の人の名誉にかかわるし
あまりよくないのかもしれませんが、
それにしてもひどい作戦で地獄を見た兵隊さんの
思いというのは…
10万人を動員し半分が生きて戻らなかった
戦争末期のビルマ・インパール作戦で
愚劣・劣悪な作戦指導をやってしまったとして有名なM中将の言葉、
(ほんとうはそれもNHKとかそれこそウィキペディア情報などで判断するのは危険なのでしょうが)
「インパール作戦は止めるべきだと喉まで出かかっていた。
しかし(上級司令官は)私の風貌で察してほしかった」
まさしく無責任極まりない。
しかしこういう問題のある人が上に立つというのは恐ろしい。
そういえば詳しくは知らないのですが父方の親戚が
ビルマで戦死したという話を思い出しました。
そんなひどい境遇におらず、
狂気の上司の作戦で突撃する必要もなく、
餓死の心配もない自分が
ブルーマンデー?
有名なV・フランクル氏は数々の強制収容所を
人間らしく生き延びたといいます。
また人間らしく生きる人を何人も目撃したと言っています。
それに比べるも愚かな話。
ちっちゃいちっちゃい。
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私もそれを見ました。(NHKhiにてシリーズで今放映中です)
私は本から戦争の末端の現実を読んだので、その悲惨な内容は少しは知っていましたが、元兵士さんの証言ということで、私としては、過酷な戦場から生きてもどられた元兵士さんたちの証言に耳を傾けたいと思っています。
三谷さんも書いておられるとおり、上層部は戦争をやる資格がないほどの無為無策にはあきれます。
なぜあんなにもお粗末な兵の使い方をしたのか
武器も食料も無く、作戦といえるものもなかったんじゃないかと思わせるほど。あったのは武士道かなんかしりませんが「お国のために死ね」という精神論で、兵は捨て駒だったとしかおもえない。
「食料はなく、武器もなく、殺されにいったようなもんですよ」ビルマ戦線の元兵士さん。
あの指揮官も「あ・うんの呼吸」かなんかで前線の惨状と作戦変更というものが伝わると本気でおもっていたのでしょうか。ヒューマニズムがそだっていなかったとはいえ、人間としての温度があっていいはずです。言わないことが何千何万の兵をムダに死なすことはアタマをよぎらなかったのでしょうか?
書いておられるとおり、やはりコメントというのはありがたいもの。数字だけ見てても面白くないですものね。
それにしてもとても素朴だったり、まだかくしゃくとしていたりするおじいさま方から出てくるすさまじい証言というのは、その落差があるだけに、ともかく大変な体験だったんだなと感じました。想像を絶する過酷さです。
番組中のM中将をはじめ、たしかに軍上層部には問題のある人がいたようです。また山本七平氏がそれこそ実体験の怨念をこめて述懐しておられるように、そういう「気魄誇示屋」が幅を利かせるという組織風土(「空気」)もあったのだと思います。
なにより問題は、そういう問題のある人物が更迭・処分をまぬかれてしまったことです。
ただし思うのはそうでない軍人も多かっただろうと言うことで、なかなか上層部といってもひとくくりにできないこと、また番組でともかく「軍部」「大本営」が諸悪の根源、とされていることには若干の違和感を感じました。しかしともかく兵隊さんにとってはあの状態はたまったものではないですよね。。。
それからそうした旧軍の数々の「愚劣な」戦い方というのが、連合軍(米軍)にたいし圧倒的な兵力差がついてしまった戦争後期から末期の大混乱の状態のなかでおこっていることを考え併せる必要があると思います。
特攻の問題もそうなのですが、番組でもとりあげられた玉砕とか万歳突撃といった「自殺的」ともいえる戦い方というのは、危機状態における日本人的な反応だったというふうにも捉えられるのではないかと思われます。
ほんとうに現在の目からみると兵隊の命を粗末に、としかいいようがないのですが、たとえば上記のM中将と対照的な、無私で部下・家族思いの軍人と先に米映画でも取り上げられた栗林忠道中将は、それでも全滅前提の硫黄島の戦場で、部下2万を文字通り「自殺的に」戦わせた人物と言えます。
おそらく愚劣な高級軍人というのは(いまの政官財界と同じく)たくさんいたのだと思います。また軍部・大本営に中・長期的な戦争指導能力が欠け、それが破局的な事態をさらに著しく悪化させたのも事実だと思います。
が、また一方でそれとは別の、日本人の全体(民族)的なところで、「身を捨てて何かにつくす」ことを「勇ましい」と感じる深層に根差した風土が歴史的に用意されていて、それが素地となり、あの時代に危機的状況において、内には「特攻精神」と称揚され外からは「自殺的」と形容された戦い方を遂行した(やってしまった)、ということだったのではないかと推測しています。
しかし、ともかく今の私たちの目からみると「ひどい」の一言ですよね…
実は、本文でちょっと書いたNHKの番組に対する違和感とは、こういう特集ではほとんどですが、非常に内向きの視点になっているということです。
たしかにあの戦争は罪深かった。
たとえば沖縄の戦いでの米軍の行動は、住民に対する虐殺行為ではなかったのか?
いまより人種差別がはるかに露骨だった当時の、米軍自身の戦い方(番組でも説明的に触れられている)や捕虜の扱いはどうだったのか?
はっきりいって罪深いのはお互い様ではないのか、と思います。