〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

リーダーの品格

2008-09-11 | Weblog
更新息切れですっかりごぶさたしてしまいました。
ここのところマスコミでは新首相選びの話でもちきりです。これは注目せねばなりません…ところですが、かなしいかな完全に日常に埋没しています。

もちろんマスコミの報道もきわめて問題があって、好きか嫌いか、イエスかノーか、というレベルで報じていて、また人相の悪い「コメンテーター」が勝手なことをもっともらしくしゃべっているというお寒い状況。

が、ともかく映像や写真を見る限りそう感じられてならないのは、どのリーダー候補者も、どこかとてもたよりない、芯がない、ガッツがない、背骨がない、という印象です。これは顔のつくりの良しあしの話ではありません。

(例外は元防衛大臣(男)のひとです。あの人相はヤバイとしかいいようがない。軍事マニアが防衛大臣になるという悪質な冗談は考えてみれば世も末・日本の象徴であった。だいじょうぶだとは思いますが、彼が国のリーダーになりませんように…おっと人を顔で判断してはいけないのだった。とはいえ――)

いずれも世代的には学生運動の頓挫を経験した団塊の世代から、さらにそれがダメに終わって以降のしらけの世代の前後の人たちです。
学生運動の世代が共有していたというヒューマニズムに失望し、さらにそれが最初から信じられなくなった世代の人たちですから、思想的に、つまり心・内面に背骨がなく、だから言葉もとても薄っぺらく、相関する外面の容貌にもそれが表れていたとしても、まったく不思議ではありません。当然とすらいえるかもしれません。

最有力の麻生さんは漫画を愛読されているとか…私も(一部の)マンガは好きですが…しかもそれが「売り」になっているらしい。ほんとうにやばいぞこれは。
いったい思想がないところでリーダーになろうというその理由は何なのか。

日本にほんとうのリーダーが生まれますように!


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サトシ)
2008-09-12 03:13:09
ちょくちょく拝見させていただいてます。
応援ポチッ!!!
返信する

コメントを投稿