市役所が各町内会の代表に出席を促して欲しいと思う。動物保護意識高い系と低い系の溝がなかなか埋まらないんです
9月は繁殖期なので、例によって「さくら猫」活動に励んでます
真ん中のピンクのケージのグレーの男の子は、ヤザワんちの近所の猫コロニーから失踪して、多頭飼育現場で再会したんです。元のコロニーから500メートルほどの多頭飼育婆さんの家に住み着いたりゴハンを食べに来たり出産する猫の1匹。
この婆さんの家から目と鼻の先、10メートルくらいの所に、やはり多頭飼育崩壊の1人暮らしの、そちらは生活保護でアル中の爺さんの家があります。ここの猫たち8匹をヤザワの自腹で手術しました。
その爺さんは、猫どころか自分が保護が必要な状態で、「ウチの生ゴミを漁っていた!」とか、「近所の弁当屋で1日に1回は弁当を買う」のを見るとか、その爺さんの猫たちが子猫をどんどん産んで、ウチの庭で何匹も死んでるとか。人んちのゴミを漁るほどお腹すいてるのに、庭には発泡酒とかの缶が袋に一杯詰まってたり。本人も日に焼けてんだか酔っ払ってんだか・・という顔色で、やはりオツムが弱いのか酔っ払ってんだか?という話ぶりだったんです。
とまあ多頭飼育現場にありがちな風景でした。去年の年末に爺さんは保護され、施設に入ったようで、猫コロニーは残されたのでした
8匹のうち、行方が分からないのはヤザワんちで保護してた「ちびソックス」だけ グランマもママも(ちびソックスのね)他の兄弟姉妹は2〜3匹に分かれ、3ヶ所でゴハンを食べてるようで安心しました。それでも時々駐車場とかで元のコロニー全員で夕涼みとかしてます。ちびソックスはどうしたんだろう?
爺さんの家はもうジャングルのようです。沖縄なので今度はハブが棲みつくかもしれません。。。
90歳独居婆さんちからレスキューした茶〜坊はこんなにふっくらとして可愛くなりました
風呂にも3回入ってるし
犬もオッケー
ということで、里親募集をかけたのですが、その多頭飼育の婆さんが:「茶〜坊の夢を見る。連れてきて」と言うので、「茶〜坊は飼い主が見つかったら里子に出そうよ?大切に飼ってくれる人を探すから」と言っても「わたしだってゴハンあげてたさ」とか、猫の寿命は長いから、他の飼い主を見つけたほうがいい。と言っても「猫なんて2〜3年しか生きないさ」とかゴネられて・・・
具合悪くてガリガリの時には「連れてって。大人しいから」と言ってたくせに、これだとは思いましたが、なんと言っても婆さんの猫なので、診察料薬代、虫下し、ノミ取り、猫エイズ白血病検査費用、諸々1万円以上払って、それでも茶〜坊が新しい飼い主を見つけられれば、その費用は別に要らない。と思ってたわけですが・・返しました。
「茶〜坊はあと3〜4ヶ月したら手術しなくちゃダメだから、ちゃんと手術させてよ?里子に出すなら、新しい飼い主が手術させるけど」と確認したら、「あ〜はいはい」と泳いだ目で返事をしたかと思うと、その2日後に他の猫を捕獲に行った際、「茶〜坊は?」と聞くと「知らん。そのへんで遊んでるじゃないの?」と、すっとぼけるのでした。
保護した時。確かにこの状態では2年も生きられないわな・・・
ガリガリでくっさー
週末ごとに息子と孫が訪ねてきて、暮らしぶりも生活保護でもなく、猫には人間のサバ缶とかカリカリとか、「多すぎる。また猫がよそからも来ちゃうからもっと減らして、1時間したらお皿は全部しまって」と言っても、「あんた、昭和何年生?」と小馬鹿にしたような口ぶりで言うことは聞かないし。。90歳独居。
この婆さんのとこも猫ボランティア仲間と協力して、那覇市の助成金を取ったり、どうぶつ基金の助成金も使い、9匹手術しました。それでもまだまだ全然終わらないので、「このメスの分、¥5400は払って下さい」と言うと、「こんな猫はどこの猫か知らん。なんでウチの猫じゃないのに金払わんといけないの?」とか、まるでヤ〜公のようなことを言い出すんです。
さすがに「他の猫(既に手術済み、さくら猫)はおたくの猫なの?」と聞いたら「そう。でもこの猫は知らん」と。
「そうですか。それではこれまでの全部の手術代は払わないと。この助成金は『飼い主のいない猫のための手術をするボランティアのため』で、飼い猫のための助成金じゃないんですよ。自分の猫だと言うなら自分で払ったらどうですか?私も自分の猫は自分のお金で手術してますよ。税金なんか使えません」
と言ったら青黒くなって(沖縄だから笑。青ざめても日焼けしてるから)、しどろもどろに「あっちのトタン屋根の家(アル中爺さん)で増えた猫がウロウロしてるのでかわいそうだから餌をやってるだけで自分の猫じゃない」
とか、今度は泣き落としなわけです。90歳独居。
確かに飼い猫という状態ではないので(いちお、庭にトイレは設置して砂も1週間に1回は買い出しに行ってる。そこかしこでしてるけど)ボランティアも入ってるわけです。子猫はどんどん生まれてどんどん死んでくし、ものすごい悪臭だし、大家、不動産、近所からの苦情で喧々囂々だし、というここも典型的な崩壊現場なわけです。どう飼っていいのかも分かってない状況。90歳独居。
「あの、あそこの家はどういう人が?」と、最初に近所の人に聞いた時、みんな怒りの形相で唾を飛ばしながら「もう臭くってどっか捨てに行って下さいよ警察に電話してもダメなんですよ」と隣近所3軒の主婦にいきなり怒鳴られて驚きました。「はぁ私は別に保健所の者ではないんですが・・ただあまりに猫がいて臭いので聞いてみたんです。ウチはちょっと離れた所なのでここの近所の者じゃないんですよ」と自己紹介するまで、不満をぶつけられて・・
「るせーぞ ブタ」と言うわけにもいきませんしねぇ。。
「なるほど。そうでしたか。私、ボランティアしてるんでお手伝い出来るかもしれません。まず、ゴミの前日にゴミ置場の前とかにキレイなお水とカリカリを置いて、お腹いっぱいになればゴミは漁りません。ちょっとずつゴハンの位置をゴミ置場から離して猫が集まってもいい場所に誘導するんです。そこに集まるようになったら、捕獲して手術してしまいましょう。手術の費用は私が那覇市に申請しますよ」
と提案すると、そそくさと家の中に入っていくのでした。水とカリカリをあげるのも嫌らしい
「昔からこのへんに住んでる人は変わってるからさー、難しいさー」とはボランティア仲間の見解。みんな一見、さほど生活が苦しいようには見えないんですけどねぇ。アル中爺さんだって自分は弁当1食と他人の残飯で凌いで、猫のカリカリを買ってたというのにねぇ
そんな不愉快な目に遭っても「さくら猫活動」をしてるのは、猫のため。ところが・・
「そんなタダで手術してまわってるなんて、そんな人は怪しい。あんた、何か買わされるか(布団とか壺とか?笑)、S価学会に勧誘されるよ」と”モアイ仲間”か息子さん?に90歳独居婆さんは吹き込まれたらしく、「こんにちは。子猫どうですか?これ子猫用の缶詰どうぞ」と2、3個差し上げると、「金ならないから。ウチはもう年金生活で息子に家賃払ってもらってるから」とか急に言い出すんですよ。脈絡なく。そのくせ、「梨を持って行きなさい」とくれようとしたり。要りんせん笑。産地にうるさいしオーガニックしか食べないんで(←ヤザワ)
確かに、これまでも別にボランティアじゃなくて、「子どもが出来た」と喜んでる自然食と雑貨。みたいなヒッピー系の女子に、ちょっとした2000円もしないようなプレゼントをあげたりすると、それ以後、ものすごく警戒した目つきで怯えるような態度を取られた経験がこれまでにも2度ほどあるんです。
「なんだろうプレゼントに何か問題があったのかしら?」と心配になってしまって、「あの、何か私のあげた物に問題があったなら教えて?変えてもらってもいいし」と言ったら、余計に「いいえ!」と怯えるので、なんとなく疎遠になってしまいました。こんなことならあげなきゃ良かったなーと思いました。名前こそ聞かなかったけど、ちょくちょく買ってたし立ち話もしてた関係だったのでね。
他、やはりお土産をあげたら、一瞬・喜んだ顔をした後に不安そうな顔をするので、「あ、もし苦手なら無理しないで返して」と言ったけど、そのまま受け取って、やはりなんか雰囲気が悪い・・・というような。
あいつら「これをもらったらS価学会に勧誘される」とか思ってたのかなー
と、今頃になって気がついたのでした。いや、人の気持ちって全然・分からないものですねー
婆さんのとこは、不動産屋に相談に行こうと思います。不動産屋が婆さんちで生まれた子猫をダンボールに詰めてどっか持って行った(殺処分だな)と聞いたので、ボランティアを始める前に不動産屋に行って、「ここはボランティアが入りますから、今後勝手に猫を持ち出さないで下さい」と言ってあるんです。息子が家賃を払っているなら、事情を不動産屋に説明して婆さんと息子が心配しないようにしないと。
あっちこっちから文句言われて「もう餌に毒入れて猫は片付ける」とか婆さんもキレかかってるわけです。だから里子に出そうとしてるのに「連れてきて」と泣いたり・・・
糞尿の悪臭も、「コレでほとんど消えるよ。私も使ってる。みんなで注文して送料を割ろうか?」と教えた
えひめA1-ペットシリーズ「シュ〜で消える!」ラクトシリーズ
も、婆さん入れて3人で注文して送料を700円にして、ちゃんと明細を見せても「これは1600円で買えるものさ。電話して聞いたさ。だから自分で注文した」と気に入ったようで、その後は送料2000円払って1600円の商品を取り寄せてるようでした。家の周りはだいぶ臭いがなくなって、本当に効くなと感心してます。やれる範囲で出来る限り婆さんも頑張ってはいます。世間の基準からはズレてるとしても。なんと言っても90歳独居なんですからね。。
とまあ、信頼関係が全くない中で(最初は違ったんだけど、ヒマな外野が婆さんにあれこれ吹き込むから)ボランティアというのは大変です。だいたい私は猫ボランティアで、民生委員じゃないんだよ これだからガキと老人と主婦と昭和おやぢは困るんだよってほとんどの人間が苦手ってことですね。最近は「さくら猫活動」をする見上げた小学生がいるらしいので、そういう子どもならガキ扱いしないで「将来を担う小さい人」として接します。
さて(婆さんのことで)不動産屋と病院に行かないと。
という「子どもの貧困」問題は、親が貧困だからだろうと同じ問題が猫問題にもあるんですよ。自分も「猫サミット」に参加して、こういう婆さんをどうしたらいいものか地域のヒマげな主婦は「ワタシは知らん。主人に怒られちゃう」で警察に無駄な通報だけしてないで意識を変えられないものか
「このケチ文句だけ言って、てめーばっか食ってっんじゃねーよ」とヤザワもブチギレないとも限りませんし。勉強してきます。
ヤザワの憩いのディナー、ララゾルバのプレート
激ウマ〜
デザート
このディナーを1回我慢すれば、♂猫なら手術出来るわけです。10回とかずーっとというわけじゃない。だから自費で他所の猫でも手術してあげようと思える。まあ3回くらい我慢することもあるんだけどね
さくら猫活動にプラスしてコチラも。ヤザワのデビューは今週金曜日、AM1:30〜あたりだそう
「カウンターだけの小さい店ですから気軽にどうぞ。止まらなければ大丈夫ですよ!」と先生に言われてますが・・
止まらないように猛練習します
ここが上手くいけば、次は国際通りの大箱ディスコ、Fettiです