ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

15歳の壁

2009年01月08日 | ペット
矢沢バニラ(April Song of Kotaro.jp号)。09年1月8日午前4時40分没。14歳10ヶ月。腎不全。

犬の厄年の15歳越えはなりませんでした。

13歳の次は15歳の寿命の壁があると言われている犬。先代ウエスティ、アリスは13歳1ヶ月でした。ちなみにアリスは肝臓ガンでした。

15歳といえば人間でいうと80ちょい手前くらい。人間でも個体差があるけれど、もうちょっと長生きしてボケて食べ過ぎとかでぽくっと亡くなってほしかった。腎臓悪かったからそうは食べられなかったけど。4日まではお散歩してたんだから。

7日の夕方5時くらいから発作を起こし、座薬を入れて収まり、また発作を起こし、座薬をいれて、発作が・・・の感覚がだんだん短くなり、座薬も効かなくなり、苦しみだしたのが午前1時。

抱っこして撫でたり話しかけたりしながら「朝イチで獣医さんに行こうね」といってるうちにどんどん痙攣もひどくなって意識もなさそうな感じになり、「あーこのまま死んじゃうのかな・・」と思っていたら、2時半頃に痙攣しながらも正気に返った顔でヤザワを睨みつけ、「苦しいっ(ウ~ッという低いうなり声)」と怒りだし、ついに悲鳴になってしまったのでした。ご近所中が起きそうな大声。バニラの声を聞いたのは耳が聞こえなくなってから久しぶり。これは・・どうしよう・・もうしょうがない(涙)楽にしてあげるしか。9時までこのままにはできない。1時間でも10分でも早く楽にしないと。

とネットで「動物病院 24時間」で検索をしてる間も悲鳴のような遠吠えは続いて・・

かかりつけの病院は昭島市と近くないし、24時間はやってないはずだけど、誰かいるかも!とダメもとで留守録にメッセージを残してみました。午前3時10分。
5分もしないうちにお電話くれたので、伺うことに。

車の中でも「キャァ~・・ウゥ~ン・・」と手をかけてないと悲鳴をあげながら痙攣しているバニラ。

4時10分頃病院に着いたら、来慣れた臭いで「あっ」と思ったようで、診察台の上で悲鳴をあげなくなったのでした。「なんとかしてくれる」と安心したんでしょう。先生にはずいぶん病気を楽にしてもらってきたもんね。

心電図を取り付けて、安定剤を注射して、それが効いてきたら、静脈に麻酔を致死量まで。避けたいと思っていた安楽死は、人間には許されないペットの特権でした。

「もうすぐ意識がなくなるので、話しかけてあげてください」「呼吸が止まって20秒くらいは感触は分かるので触っててあげてください」


4時40分。苦しみは終わりました。
私の判断ミスで、4時間は余計に苦しませてしまったけど。

かかりつけの病院で処置してもらえたのは幸運でした。直前までは家にいたし。

先生が「こんな時間なのでお花が・・シクラメンしかないんですが・・」と鉢植えのシクラメンを切って箱に入れて下さいました。


いろんな人に可愛がっていただきました。ありがとうございました。




本当に楽しかったよ。ありがとう、バニラ。




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1 Comments

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ありがとう (あんずまま)
2009-01-09 15:44:02
バニラ
沢山の思い出ありがとう

バニラ
ありがとう

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