宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/09/27
この日は朝から大変な一日で、午前中には既に疲れ切ってしまった状態。職場で向かいに座るS先輩も、どうやらいろんなやってられない大変な状況の様子。しかもお互い有給休暇の消化をしなければならないものの、休める状況でもないので勤務上はお休みの状態。なんだか二人、やってられないテンションが一気に盛り上がってしまい、15時過ぎに飲みに行きますか、行きましょう、ということに。向かったのは16時開店の門前仲町魚三酒場です。開店5分前のお店前は並んでいる人がちらほら。それが、並び始めたら一気に行列が形成され、開店と同時にお店に大勢の人が吸い込まれます。それでも一階のカウンターは空き席もちらほら。我々は入って左側の、比較的温厚なおかあさんのほうへ座ります。



早速ビールで乾杯。いやあ、休みはちゃんと休まなきゃいかんですよなんて話しながら、お互いふんふんとビールを飲み干します。いやあ、なんだか疲れていた気持ちが、徐々にほぐれてきますね。おかずには、いつものマグロブツ(230円)と、今日は秋刀魚が美味しそうなので秋刀魚刺し(330円)をいただくことにしました。そろそろ旬に入る秋刀魚、ぴかぴかで肉厚で上品なお味。最高です。マグロブツもいつもながら安旨。続いてはシメサバ(330円)をいただきます。



これまたぶ厚く着られた立派なしめさばです。しめ具合が絶妙で、噛むととろけるようなとろっとろな味。絶品ですね。そして、S先輩リクエストのフライ系。ボクのお薦めの鮭フライ(400円)をいただくことにしました。



揚げたてです。さっくり衣に、中にはふわっふわな鮭。鮭の身がとっても柔らかいのです。最高ですね。いろんなおかずをつつき、二本目のビールも空いてしまい、少々迷いつつも二人とも日本酒(180円)を冷やでいただきます。



いやあ、たまりませんねえ。日本酒をもらって、すっかりくつろぎモードになってきてきました。ちょっとお腹もふくれてきたので、日本酒に合うウニクラゲ(150円)を注文します。



これが150円とは、オドロキですね。クリーミーなウニで、まさに日本酒に合います。どんどん日本酒もすすみ、おかわりまでしてしまいます。



この日は、夜に渋谷で送別会があるためこれが最後の一杯と決めて頂いた二杯目の冷酒。いやあ、ここで飲む日本酒は独特の旨さがありますね。S先輩との話も盛り上がり、結局ごちそうさまをしたのは17:30前。1時間半の長っ尻をしてしまいました。二人でお会計は3,000円ちょっと。安いですねえ。



S先輩、初めての魚三を満喫していただけたようで、ボクもホッと一安心。お互い、やってられないテンションもすっかりほぐれて、リラックスしてお店を出ます。時刻は17:30。渋谷での送別会は19時からなので、銀座まで歩いていくことにしました。この日予定のないS先輩も一緒に付き合ってくれることに。二人で夕方の永代通りをてくてくと歩きます。



左側の空には綺麗な月が出てました。永代橋の一つ手前の小さな橋のたもとには、「おはる」という名の中華そば屋さんがあって、ちょっと気になる佇まいです。更に進んで永代橋へ。



永代橋から勝どき橋方向はとっても綺麗な夜景が広がっていました。二人、しばらく足を止め夜景を眺めます。



ゆっくり歩いて永代橋を渡って銀座を目指します。それにしても、美味しいおかずに楽しいお酒、そして最後に綺麗な夜景まで付いて贅沢な夕暮れ時を満喫。午前中のテンパった気持ちもすっかり癒されました。大満足で銀座まで歩き、送別会のある渋谷へ向かうべく銀座線に乗り込みました。
(つづく)

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