宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/11/24
(続き)
感激の河本をあとにし、呑んだフルさん、おっとこまえHさんとボクの3人、木場から東西線、銀座線と乗り継いで渋谷への到着は19:55。既にその5分前にはまださんから「2階にいます」とメールが入ります。まずいまずいと3人急ぎ足で向かったのは何度かお邪魔しているとりすみのお隣、「羊肉館」(みんみんやんろうかん)です。



2階でははまださんが二つあるテーブル席のうち、真ん中に煙突がある一風変わった丸いテーブルに座っていらっしゃいます。そして、まずはビールで乾杯です。



はまださんにメニューを見ていただき、まずは前菜的にピータン、とうふようなどを注文。そうこうしているうちにはかるさんもいらっしゃいました。



餃子などメインのおかずはここっとさんが到着してからにしましょうというはまださん。優しいです。5人なのでビールもあっという間、紹興酒をいただきましょうかとお店のひとにお願いすると、あっさり味とまったり味のどちらがいいですか?と。悩んでいると、二種類の紹興酒をおちょこに少しずつ入れてもってきてくれました。



紹興酒のテイスティングですか。親切ですね。まずははまださんに味見していただくと、断然まったり味のほうがよいとのこと。順繰りにおちょこを回しますが皆さん同意見。そしてボクも全く同意で、まったり味の紹興酒をお燗をつけていただくことに決定します。そして紹興酒が決まったところでここっとさんも登場しました。やあやあ、これで全員揃いました。おかずもじゃんじゃんやって来ます。



回鍋肉。ここっとさんに箸上げをやってもらっちゃいました。そしてこの回鍋肉、実はこの日一番好評だったメニュー。美味しかったです。



ザーサイ。あっさり薄味で上品な味で美味しい。



うーん、これは確かガツだったような。いい味でした。



焼き餃子。オーソドックスでとっても美味しい。ちょうど人数分あるのが嬉しいですね。他に水餃子もいただきました。ここっとさんが皆さんの分を取り分けてくれます。



そして、瓶丸ごと燗につけてもらった紹興酒もやって来ます。冷めないように、瓶を布で覆ってくれてますね。紹興酒をいただきながら、次の注文はどうしましょうか、と。ここで満を持してはまださん、店主にテーブル中央にある盛り上がった鉄板を使った焼肉を注文します。すると店主、あんまりオススメできないようなご様子。何でも、焼く人は食べる暇無く焼続けなければならないとのこと。いやいや、そんなことは全然大丈夫ですよとお願いして注文したのは「カオヤンロウ」というジンギスカンです。しばらくして店主がもってきたお肉は、2人前という割りにはボリュームたっぷり。そして鍋に火をつけていよいよジンギスカン開始です。



店主がこのカオヤンロウの由来を説明しながら、お肉を焼いてくれます。油などを使わず、野菜から焼き始めてその上に羊肉をのせていき、箸でリズミカルにかき混ぜながら焼いていって、焼けたら下の鉄板部分へ落としていくという作業。なるほど、焦げ付かないようにするには終始箸を動かしていないとならないという訳です。我々は鉄板の上の焼き上がった羊肉と野菜をタレに漬けていただくだけ。結局最後まで店主に焼いてもらっちゃいました。旧満州に渡った人たちが伝えたというカオヤンロウの歴史に感心しつつ、ありがたくジンギスカンをいただきました。



キクラゲと卵の炒め物などをいただきながら、しばらく先程のジンギスカンショーの余韻に浸りつつわいわいと盛り上がります。追加した紹興酒もまたまたいい感じに温まってやってまいりました。



紹興酒やビールをじゃんじゃん呑みながら残ったおかずをつつきつつ盛り上がること3時間弱。隣のテーブルの団体さんも帰り、奥の小上がりに二人連れのお客さんが来た頃にごちそうさまをしました。



しかし大人数でわいわいといただく中華料理は楽しく美味しいですね。たくさん紹興酒をいただいて超ゴキゲンモードになり、当然のように次に行きましょうということになりました。
(つづく)

コメント ( 0 ) | Trackback ( )