宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/06/06
木曜日。仕事をしていると、向かいに座るS先輩からピピピとメッセージが。どうやら仕事上でいろいろ大変なようで、少々イライラされている様子。そして「酒呑みたい」と。おっと、それでは軽く行きますかとぼんそわを提案すると、立ちはちょっと辛いので鈴傳、との返事が。なるほど、日本酒モードなんですね、ということでこの日は20時で仕事を切り上げることにし、まわりの同僚もさそって鈴傳呑みが決定。日本酒愛好会の急遽旗揚げです。そしてお店に着いたのは20:30過ぎでした。



ほぼ満席の店内。引き戸を開けるとお兄さんが「片づけるのでちょっと待ってて」とのこと。結局10分ほど待って店内に入ることが出来ました。お店に入ると、前回来た時にいたフロア係のおねえさんがいなくて、日本酒係の二人のお兄さんがてんてこ舞いで駆け回ってます。なるほど、ちょっと手が回ってないようですね、ということで最初の喉を潤すためのビールと、日本酒も一緒に注文することにしました。



ボクの一杯目は静岡「開運」(630円)をチョイス。美味しいです。そしておかずたちもたくさんやってきます。



つくね、もろきゅう、豆腐のもろみ漬け。特に豆腐のもろみ漬けは前回いただいて、日本酒にぴったりのおかずで気に入ったのでした。日本酒をちびちびとすすりながらもろみ漬けをちびちびと。いい感じですね。このあたりで宇ち多゛感激王のIさんが遅れて合流。座るなり、壁に貼られた紙をみて「我々にぴったりの句ですね」と。



「苛立ちを酒に溶かしてぐっと干し」なるほど。S先輩も、くれぐれもおお虎になる前に、今日の苛立ちは酒に溶かしてぐっと干して欲しいですねえ、なんていいつつおかずを追加します。



あじのたたき。ちびちびといただくにはちょうどいい量ですね。そしてIさん、「くさやがあるじゃないですか」と。くさやがお好きなようです。全員くさやOKということで注文します。



干したくさやを炙ったものでした。これもまたいいアテになりますね。そして一杯目のお酒も空き、二杯目は山口「獺祭」(600円)をいただくことにしました。



塩らっきょうもいただきます。ちょっと大ぶりな塩らっきょう。もう少しサイズが小さい方がボクの好みですね。獺祭のほうは、意外とすっきりとした感じ。そしておしんこもいただくことにします。



色とりどりなおしんこ。そして2杯目をいただく頃に、ラストオーダが回って来ちゃいました。悩みつつ、名前に引かれた山形「枯山水」(600円)をいただくことにしました。



三年古酒というこのお酒、いわゆる日本酒っぽい日本酒ですね。頼んでおいた鮭のはらす焼きも到着です。そして仕事が手間取ったというYさんも合流して5人になりました。



いい感じで焼き上がったはらす焼き。そしてこのころ、Iさんが赤羽のたる鉄で呑んだ「雅山流」というお酒がもの凄く美味しかった、という話に。ラストオーダが済んだあと、しばらくして壁のメニューをふとみたIさん「うわっ、あるじゃん雅山流」と発見されます。そこでお店のお兄さんに、ラストオーダ終わっちゃったけどなんとか一杯だけもらえますか、とわがままを聞いてもらって追加できました。



手前が山形「裏・雅山流 香華」(600円)。一口もらうと、なるほど。すっきりしているのにちゃんと味が濃くて、そしてフルーティ。美味しいお酒です。残りのお酒を呑みつつ、おかずもつつきつつ。なるほど、30分以上前にラストオーダをとるのは、確かに一杯呑みきるのに30分くらいかかっちゃうからですね。我々もちょうど22:30にお会計です。



入り口そばの冷蔵ケースにはいろんなボトルが入ってます。いろんなラベルに、日本酒も奥が深いなあとつくづく思いながらごちそうさまをします。



4人でスタートして、最後の40分で5人となり、2時間ほどの滞在。お会計は13,570円でした。急遽発足した日本酒愛好会。もう少し軽く行くつもりが、ちょっと日本酒を愛しすぎたようですね。そしてゴキゲンモードで次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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