宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/06/21
この日は残業も遅くなりそうもなく、夕方あたり、久しぶりに串元木曜会に行こうと歩く酒場データベースKさんへ「何時頃行けそうですか?」とメールすると、20:30に新宿三丁目の改札集合、ということに。この日誕生日だったボクのために、串元前に軽く行きましょうと声をかけてくれたのでした。なんと心優しいKさん。大感激です。予定より少し早めに到着すると、すぐにKさんの奥様Cさんもいらっしゃって、そしてKさんも合流して3人、どこがいいですかねえとお店を探します。そしてふらっとゴールデン街までやって来ました。



ゴールデン街は一度「ばるぼら屋」へ行ったことがあるのと、ずいぶん前に高校の同級生達と呑み歩いた時以来。あまり来ることがないのですが、最近、吉田類さんの「酒場のオキテ」に書いてあったのと、ついこの数日前に大学時代の先輩Tさんから「ゴールデン街で呑んでました」というメールをもらったこともあり、より一層興味深く徘徊できます。



「深夜+1」は、先輩Tさんがその時呑んでいたお店。するとKさんご夫妻も昔よくここで呑んでいたとのこと。うーむ、興味が深まります。あまりウィスキーを得意としないボクに「はじめからウィスキーはイマイチですよね」と気を遣ってくれるKさん。うむむ、恐縮です。今度ゆっくりご一緒しましょう、とお店の前を通りすぎます。



右に「クラクラ」、左に「唯尼庵(ユイニアン)」。おお、まさに類さんの本で読んだばかりのお店。俵万智さんが取材を兼ねてバイトをしていたというクラクラにはKさん、そしておっとこまえHさんもいらしたことがあるそうです。そんなふうにゴールデン街を楽しく散策していると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。やっぱり一軒目から入るにはまだ暖機運転中といった時刻のゴールデン街。串元へ戻る途中のダブリナーズでギネスを一杯ひっかけましょうか、ということになりました。



この日はメニューに「Thursday Special Fish&Chips 850→500」と書かれた紙が貼られてました。日替わりでいろいろお得メニューがあるんですね。ちょっと心惹かれましたが、このあとの串元もあるのでやめておきました。



Kさんとボクは1パイント、Cさんは1/2パイント。真ん中のパイントグラスが最後に注いだもので、上の方がまだ完全に泡が分かれきってない状態ですね。それにしてもさすがダブリナーズ。ちょっと泡の部分が多い気もしますが、それでも美しい表面張力ときめの細かい泡。いかにも旨そう。そしてお二人にお祝いの言葉をいただきつつ、乾杯します。



それにしてもギネスが旨いですねえ。口を付けて飲んだところの泡が凹んだ形状になるのも、泡のきめ細かさを示してますね。



店内は半分くらいのお客さんが外国の方。本国のパブを思い出しつつ、呑んでいらっしゃることと思います。時刻は21:20。既に木曜会は始まってますね。そろそろ行きましょうか、ということでギネスを飲み干し、ごちそうさまをしました。結局Kさんご夫妻にごちそうになってしまいました。



思いもかけずKさんご夫妻にお祝いいただいた誕生日。とても嬉しくも、恐縮しつつ串元へ向かったのでした。
(つづく)

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