愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

ツクツクボウシバカリナリ

2006年08月23日 | 日々雑記
ツクヽヽボーシツクヽヽボーシバカリナリ

子規の『仰臥漫録』明治34年9月11日の句。

今日は午後から仕事も休み。自宅でのんびりしているが、周りは静か。聞こえてくるのは蝉の声だけ。

庭の木にツクツクボウシが止まって激しく鳴いている。

そこで頭に浮かんだのがこの子規さんの句。蝉は夏の季語だが、ツクツクボウシは秋の季語。

夏もそろそろ終りに近づいている。