愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

濱知の会 松村正恒さん

2009年10月11日 | 日々雑記
濱知の会のお知らせです。

八幡浜市の日土小学校校舎の設計で知られる松村正恒さん。
八幡浜で活躍した日本を代表する建築家です。
江戸岡小学校・神山小学校などの学校建築をはじめ、
数多くの松村作品の魅力をスライド上映でわかりやすく解説。
(参加申込は不要・無料)

日時  平成21年10月16日(金)19:00~21:00
題名  「建築家・松村正恒さんの作品群の魅力」
話者  岡崎直司さん
会場  八幡浜市福祉文化センター視聴覚室
    (八幡浜市広瀬2-1-13)

里芋の収穫

2009年10月11日 | 自然と文化
本日、家で里芋を1株だけ収穫。全部で8株植えているが、1株掘っただけでも、充分な収穫量だったので、満足。それを早速、汁物に入れて食べてみたが、粘り気が多くて、餅を食べているような感覚。

日本各地にいわゆる「餅なし正月」で里芋が儀礼食になっているが、この食感から、餅の代替として里芋が選択されたのは、よくわかる。単に、儀礼食の餅以前の時代に里芋があって、「餅なし正月」が即、「稲作以前の文化」と解釈するのはやはり難しい。実際、愛媛の「餅なし正月」でも、正月には餅は食べないが、正月終わりには食べるという事例も多く、餅を全く受け付けないわけではない。

10月中には収穫を終えるつもりだが、しばらくは、里芋三昧。

ちなみに、里芋のことを、私はずっと「コイモ」と呼んでいた。