愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

まさに自分のこと

2006年08月20日 | 口頭伝承
伯方町誌を眺めていたら、地元に伝わる「ことわざ」が数多く掲載されている。

「地震のときはトトトトトトととなえれば助かる」 とある。

これは、カーカー、コウコウという唱え言葉は今までも各書で見たことがあるが、

トトトトトトは、初めて見た。語源はなんだろう?

また、

「おんびき飛んでも休みが長い」(おんびきは蛙のこと)

つまり何事もこつこつやることが大事という意味。

まるで自分のことを言われているようで、少々内省・・・。

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