時代のウェブログ

イマを見つめて
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福岡市長、都知事を痛烈批判

2006年08月01日 22時54分00秒 | 政治
福岡市の山崎広太郎市長は1日の定例会見で、東京都の石原慎太郎知事が、福岡の五輪開催能力に疑問を呈していることについて「的外ればかり」と批判した。石原知事に相当業を煮やしていたようで「東京にいると地方が見えなくなる。地方は何もない土地でしかないと思っている」と、批判はとどまるところを知らなかった。
(毎日新聞)


「オリンピックなんか いらない」というエントリーにも書きましたが、東京オリンピックなんか、心の底から開催してほしくありません。本当は日本でやって欲しく無いのですが、とりあえずは国内候補地選考で、福岡が勝つことを望んでいます(笑)。
ていうか、実際に東京でオリンピック誘致に張り切ってるのって慎太郎さん一人だけなんですが……。渋谷へ行っても、新宿へ行っても、「オリンピック誘致」なんてポスター1枚、見た記憶がありません。「オリンピック誘致」でネット検索してもらうと解ると思いますが、この問題を議論しているのは、ほとんど福岡在住の方々です。東京でオリンピック開催問題を取り上げてるブロガーは、ほとんどいません(筆者は物好きなので二度も取り上げてます)。
都内でオリンピック誘致問題のアンケート調査をすれば、賛成でも反対でもなく、関心がないがトップじゃないかな?
石原慎太郎という人は、「横田基地を米軍から取り戻す」とか「都内へ入るクルマから通行税を取る」とか、時々突拍子も無い事を言い出すから、オリンピック誘致についても「また変な事を言い出した……」みたいな感じ?

いっぽう福岡の方々は賛成派・反対派が熱く議論なさっているようです。でも、仮に「東京勝利」に終わったとしても、福岡の開催賛成派の人たちは落胆しないで下さい。平成19年には都知事選挙があります。東京招致が決まると、慎太郎知事再戦は危ない気がします。「候補地返上」を公約に大物候補者が出てきたら、都知事が代わる確率はかなり高いのでは?と思います。なにしろ「都市博中止」で当選した青島幸男の例もありますから……。無党派・浮動票が多い地域の危うさを石原さんは軽視してるのかな?
問題は民主党の弾不足だなあ。菅直人は評判落ちてるし、河村たかしは名古屋カラーが強すぎるし、海江田万里や松原仁じゃ小粒すぎるし……。困ったもんだ。

【追記】
なんか「東京のアーチェリー会場はメタンガスが噴出している」なんておバカ発言をして「場所をまちがえていた」と即、訂正したとか。
むかし「今市はイマイチな町」なんて発言した和歌山市長もいたけど、地方自治体の首長って、なんで他地域を揶揄するような発言をするんだろうねぇ……(汗)。
人間の器が小さく見えて、逆効果だって気付かないのかなぁ。
「新宿・渋谷・銀座・六本木……と、東京の各地を回ったけれども、どこでも『オリンピックを開きたい』という熱意が感じられなかった」くらい言えば勝てるのに(事実そうだしw)。ちゃんと戦略を練ってくれよ、山チャン。

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大山鳴動して鼠一匹

2006年08月01日 10時43分00秒 | 社会・経済
「大山鳴動して鼠一匹」という諺があります。
「大騒ぎしたが、結果を見れば大したことなかった」みたいな意味です。

たとえば、特殊法人を全て廃止すると言ってたが、結局、なくなったのは1つか2つだけで、あとは全部残された――なんていう場合に使います。

つまりこの諺は、もっぱら揶揄や否定的意味で使われます。

昨日のプール事故の記事で「防護柵が外れた時に、プールに入っている客を全員上がらせて、ポンプを止めて修理する判断は難しかったと思う」と書きました。
もしも、昨日、こういう処理が行われていて、結果的に誰も犠牲者が出なかったら、どうなっていただろう?と想像します。
「せっかく楽しく泳いでいたのに、小さなことで大騒ぎしやがって。そんな修理は人を近づけないように注意して、限定的にやるべきだ」という不満が上がったのではないかと思います。
「大山鳴動して鼠一匹」です。

しかし、リスク・マネジメントとは、いつも「最悪の事態」を想定して行わなければなりません。結果が「大山鳴動して鼠一匹」だった場合は、判断ミスではなく、最悪の事態を回避できたと考えるべきです。

昨日の記事には「大騒ぎして何事もなかった場合、上司から注意されることも珍しくない」とも書きました。
結局、こういう風潮が常識となっている間は、正しいリスク・マネジメントは行われないと感じます。
もちろん、これは管理側の問題です。しかし同時に、「無駄に感じられる大騒ぎで迷惑を被った場合に、私たち受け取り方が問われる問題」でもあると思います。

落札会社が管理、丸投げ
ボルトなく、針金で固定か?

色々書いてきたけど、太陽管財が途中でピンハネしてた分を、修繕費に使っていれば針金で固定なんてチャチなことをせずに済んだかもしれないって事か……。

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7歳女児、プールの排水口に吸い込まれ死亡

2006年08月01日 00時30分00秒 | 社会・経済
また痛ましい事故が発生した。
7歳女児、プールの排水口に吸い込まれ死亡。

まだ詳細はよく分からない。
現時点の報道の限りでは、プール監視員は排水口の防護柵が外れていることに気付いていたが、ポンプを止めずに修理しようとした。しかし修理道具を取りに行っている間に戸丸瑛梨香さんが吸い込まれてしまったらしい。

ふじみ野市に対してマスコミは「なぜポンプを停止しなかったのか?」と問い質しているようだ。市側は調査中だとか。

以下は筆者の独断だが、これは「事故を避けようとして事故を起こしてしまったのではないか?」と感じる。2番目の「事故」とは戸丸瑛梨香さん死亡という重大事故だ。
では1番目の「事故」とは何か?

様々な業種には、事故規定というものがある。種々のトラブルのうち、ある規定に該当すると「事故」として処理される決まりだ。
たとえば放送には「放送事故」というのがある。これは確か5秒間以上、真っ黒な画面を送出してしまうと当てはまったと思う(記憶なので本当に5秒だったかは自信がない)。
真っ暗な画面でも、必ずテロップを入れたりしているのは、意図的な画面であっても5秒間、真っ暗であれば「放送事故」とされてしまうので、これを避けるためだ。
また劇場の場合、火災報知器が誤って鳴るのはトラブルだが、一定時間以上鳴り続けてしまうと事故扱いになったと思う(これも記憶です)。

単なるトラブルと事故では大きな違いが出て来る。トラブルであれば「以後、気をつけよう」程度で済ませられるが、これが「事故」になってしまうと、原因究明作業などが義務付けられる。時には責任者の処分や外部調査の介入・指導、果ては営業停止などになってしまうこともある。
あるいは、この施設では「ポンプを停止する事態」が事故になると定められていたのでは? などと感じる。
ポンプを停止してしまうと、この日に事故が起きたことになってしまうため、停止せずに修理しようとした。これならばトラブルで済む――そんな背景があったのではないかと感じる。
もちろん、これは筆者の勝手な推測であり、真相はいずれ明らかにされるであろう。
不幸な事故に巻き込まれた瑛梨香さんのご冥福を心から祈る。


【追記】
防護柵が外れているのに気付き、近付かないように呼び掛けていた監視員は学生アルバイトのようです。アルバイトはトラブルが発生した時に、とかく何事も無かったように収めたがる傾向があり、大ごとにすると雇用者(上司)から怒られることも珍しくありません。この場合においても、遊泳者をプールから上がらせてポンプを止めて修理するという判断を求めるのは無理だろうと思います。そうした判断を下せる責任者はどこにいたのか? アルバイトから責任者へ迅速に連絡するシステムがあったのか? など、検証しなければならない問題点は多い気がします。
ただし、この流れるプールは排水口から水を吸って、別の口から水を噴出する仕組みだったそうです。つまり水の流れに乗れば、自然と排水口に近付いてしまう訳で、「近付かないように」と呼びかけても流されて近付いてしまうことは充分に考えられます(軽い子供は特に)。近付かないようにと呼びかけるだけでなく、実際にプールの中で、近付きそうな人間を止める努力は必要だったのではと感じます。
また、この柵は8本のボルトで固定されていて、開園前にはしっかり取り付けてあったという話です。それが、どうして外れてしまったのか? 老朽化や整備不良が原因かもしれませんが、何者かが故意に外したとも考えられます。軽い悪戯かもしれませんが、仮にそのような事実があれば、きちんと捜査しなければならないでしょう。もちろん福知山線脱線事故で、いきなり置石説を発表したJR西日本の例もありますから、本当に8本のボルトが全部、固定されていたかという所から捜査するべきです。


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2006年08月01日 00時00分00秒 | その他
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