時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

なぜビデオを使わない?

2006年08月19日 20時27分00秒 | スポーツ
横浜球場で行われた横浜―阪神戦で、微妙な判定があった。
5回裏二死二・三塁で、阪神・安藤投手の投じたボールはワンバウンド。その後、横浜・石井琢がハーフスイングで止めたバットに当たったかのように見えたが、審判の判定はボール(ワイルドピッチ)。これで2走者が生還して逆転となった。
抗議の間、何度もスローVTRが流されたが、明らかにバットに当たっている。ボールの軌跡が変わっている。誤審と言わざるを得ないが、これは主審の責任とは言えない。主審から、あの位置は矢野捕手の身体の陰になって見えない。あのプレーは二塁塁審が見ていなければならない。従って瞬時の主審の判断は仕方ないが、抗議を受けた時に二塁塁審がきちんと判断しなければならない。恐らくしっかりと見ていなかったのだろう。
こういうトラブルが起きる度に「ビデオで確認するべき」という意見が出てくる。なぜ、それをしないのか? 今日のプレーはビデオを見れば一目瞭然だ。
もちろんビデオは全プレーを撮っている訳ではない。役立たない事も多いだろう。
でも、それならば「ビデオでも確認できなかった」で良いのである。仮に10回に1回、役立てば、誤審を10%減らせる。
長年、ハーフスイングの判定は主審に任されていた。しかし塁審(右打者は一塁、左打者は三塁)が判定することになって、正確さが向上した。
微妙な判定にはビデオを導入したほうが良い。


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航空機テロで、もうひとつの心配

2006年08月19日 07時32分00秒 | 社会・経済
イギリスで航空機爆破テロ計画が摘発され20人を越す逮捕者が出た。これを受け、英・米はもちろん、日本の空港でも警戒レベルが引き上げられ、入念な手荷物検査などが実施されている。
液体、ジェルを手荷物として機内に持ち込むことはできません。お酒も、化粧品も、歯磨き粉もだめです――とのこと。
もちろんテロは心配だが、それとは別に、もうひとつ心配事がある。つい先日、こんな事件?が有った。「高級バッグを手放すのはイヤ!」航空便でトラブル。
香港発東京行・グッチのハンドバッグ・自己チューおばさんで3題噺を考えると時評親爺さんがご指摘の通り、日本人と思えてならない。
時はお盆休みの海外旅行シーズン真っ只中である。このような事態においても、テロ警戒などお構い無しに身勝手気儘に振る舞い、平和ボケ日本人を全世界に曝け出す大馬鹿者が現れはしまいか……むしろ、そちらの方が大いに気懸かりだ。


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ミイラとmixiで患者を中傷――岩手大生

2006年08月19日 07時25分46秒 | ネット・IT
岩手の大学生が、皮膚病患者を「ミイラ」と中傷・SNSに書き込む。(サンケイ・ウェブ)
イザ!
livedoor news

また、こんなことをしでかした馬鹿者が出たか――という感じ。類似のネット・トラブルとして、昨年8月にコミック・マーケットでアルバイトしていた女性が会場の写真をブログで公開し「オタクきもい」と書き込み、雇用先の企業が謝罪した一件や、12月に宮崎大学医学部生が解剖した兎の死体をブログに掲載して停学処分になった一件を思い出す。
その度に書いて来たことだが、どうして彼らはインターネットが不特定多数から閲覧されるメディアである自覚が無いのか不思議でならない。今回はSNSであるが、それとて誰にも見られないメディアとは言えない。

そもそもホームページやブログを作るからには、多少なりともインターネットを経験している筈で、ウェブにアップした物は他人に見られることを知っているはずだ。

大学生にもなって、どうして社会から非難されるような問題を起こすのか不思議だが、さらに恐れることがある。それは、彼らが、このような言動を「何も悪いことはしていない」と判断しているのではないか?と思える点だ。もしそうだとしたら、ネット問題以上の根本的な問題を孕んでいるように思えてくる。
これはあくまでも筆者の個人的な価値基準であるが、たとえば「オタクはキモイ」などというのは不特定多数が閲覧するネットに書くのは無神経だが、友人同士でマクドナルドあたりで雑談中に出る会話としては許容できる。しかし、今回の患者差別のような発言は、たとえ私的な仲間内の会話であっても品性を疑う内容で、書き込んだ本人だけでなく、周囲の人間たちにも大いに疑問を感じざるを得ない。


ネット上で発言するのはテレビで発言するのと同じくらい責任が問われるという心構えを持っておくべきだろう。