時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

狂犬病対策で、犬5万頭処分――中国

2006年08月02日 21時06分00秒 | 生活・娯楽
中国雲南省の牟定県政府は31日までに、狂犬病対策で軍用犬を除く県内の犬約5万匹の一斉処分に乗り出し、90%以上を殺したことを明らかにした。中国各紙が同日報じた。
 雲南省の地元紙「生活新報」によると、同県当局は4月以降、県内で住民3人が狂犬病で死亡した事態を重視。公安局長をトップとした犬退治専門のチームを組織、処分に着手した。飼い主への補償金は1匹当たり5元(約72円)。当局者は「適切な措置だ」と話している。
 同チームは飼い主が散歩に連れ出した犬やマイカーに乗せられた犬などを徹底的に“摘発”。「この犬は家族の一員。見逃して」と泣きながら哀願する女性飼い主の前で、愛犬がこん棒で殴り殺される様子などを各紙は伝えている。
(1日・共同通信)


なんともいたたまれないニュースですね。
「この犬は家族の一員。見逃して」と泣きながら哀願する女性飼い主の前で、愛犬がこん棒で殴り殺されるなんて部分は愛犬家にはたまらないだろうと感じる。「中国は残酷だ。野蛮だ。後進国だ」などと批判するのは簡単だ。
でも、こういうニュースこそ、冷静に読まないといけないかな?と思う。

中国では、まだ犬は家畜という見方が残っているのかなと思う。チャウチャウは本来は食用に飼育されていたという話を聞いた。
鳥インフルエンザが発生すると養鶏場のニワトリを全て殺処分するが、それと同様の感覚かもしれない。

そして、このニュースを裏返して読めば、「日本人がクジラを殺して食べている」という報道を見た欧米人が持つ感情は、このニュースに接した日本人と似たような感覚かも?……などと推測する。

それぞれの国には独自の文化があり、一方的に自国の文化を尺度として見てはいけないと思う。
――と、理屈で考えることはできるが、でも、やっぱり犬が可哀想すぎるという哀しみは拭えない……。

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山本から「さん」が取れた

2006年08月02日 06時19分00秒 | 音楽・芸能
元極楽とんぼ山本圭一再聴取、書類送検へ。

ついにマスコミも「山本圭一」と敬称なしになった。
「山本さん」報道については、いくつかのサイトで「なぜ、さんを付ける?」という意見を目にした。

一般人ならば、名前が出るのはこの時点(もっと慎重な報道ならば、書類送検時)で、それまでは
「暴行の疑いで、38歳の男から事情を聴いている」
という書き方がされる。

畠山鈴香容疑者が米山豪憲くんの死体遺棄容疑で逮捕された日の報道を記憶している方も多いと思うが、あの時も、朝に任意出頭を求められた段階では、
「豪憲くんの家の近所に住む31歳の女から事情を聴いている」だった。「近所」と「31歳」で、だいたいの見当は付いたがw
実名が出たのは逮捕後でした。


まだ「藤本博史捕手」とか「藤本ら選手2人」と、他の人間については多少、混乱の様子だが……。

●横並び
夕刊フジ
デイリースポーツ

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将棋名人戦、毎日から朝日へ

2006年08月02日 03時00分00秒 | 趣味
将棋の「名人戦」主催社が、毎日新聞から朝日新聞へ。

要するに「金で動いた」といえる。つまり条件提示が良かった朝日に乗り換えた訳だが、これは全然、非難されることではない。プロ棋士は将棋で飯を食ってるのだから、連盟が好条件な相手と提携して待遇改善を図るのは当然だ。

ただし、マスコミ同士のイベントの奪い合いはほどほどにしとけよ――と言いたい。
アテネ五輪でマラソンの高橋尚子選手が代表から落選して論議を呼んだ。この時、マスコミは「選考方法に問題も」なんて言ってた所もあったけど、その原因を作ってるのは当のマスコミだ。
五輪代表選考レースには有力選手が出場する。選考レースでなければ有力選手は出ない。注目度が全然違う。
東京国際女子マラソンは朝日新聞社、大阪国際女子マラソンは産経新聞社、名古屋国際女子マラソンは中日新聞社が付いている(毎日や読売もびわ湖や東京の男子レースを主催。また世界陸上の中継はTBS)。
どれかを選考レースとして、どれかを選考レースから外してしまうと、主催するマスコミ各社に差を付けてしまう。従ってどのマスコミにも顔を立てた結果が、代表選考レース4つという異様な事態となり、釈然としない結果を生む要因となる。
選手のコンディション問題もあるから1レースだけというのはまずいだろうが、せめて代表選考レースを2レースに絞れば、選手同士の勝敗がハッキリして、鮮明な結論を出せるはずだ。
そうならないのはマスコミグループの綱引きのせいで、間違っても「陸連、不透明な選考基準」などと批判する資格はない。元凶は君たちなのだから。


……ってマラソンの話ばっかで将棋の名人戦の話題を全然触れてないじゃん(笑)。
投票で決めてもいいんだけど、どうせならば朝日派棋士7人と毎日派棋士7人で七番勝負をして、勝ったほうに決めたらおもしろかったかな?――と野次馬根性で思う。
名人戦よりも、ずっと注目されたのでは?
もちろん、この勝負は朝日・毎日両紙が載せればいい。

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