タイトルからもお分かりのように、筆者は都民だ。これまで二度ほど、
「1964年・東京、1988年・ソウル、2008年・北京と、アジアでオリンピックが開催されるのは20年前後の周期だ。五輪の輪が5つある(五大州を表わす)から、4年毎の開催なら20年周期あたりが当然だ。2008年・北京から僅か8年しか経っていないのに、またアジアで開催される訳がない。招致費用の無駄にしかならないから、五輪招致などするべきではない」
と述べてきた。同じ考えを持つ都民ブロガーにトラックバックしたかったが「オリンピック招致反対」で検索しても、ヒットするのは全て福岡のブロガーばかりだった。31日の東京新聞には、
「都は招致機運の低さをあえて容認してきた面がある。『機運が高まれば、それに伴って反対運動も大きくなる』と本音が聞かれた。福岡では地元経済界を中心に大がかりな招致活動が進む半面、反対運動も広がった。都民の関心を強く引きつけないまま国内候補地選定に持ち込んだ姿勢は都民軽視とも映るが、結果的には功を奏した」と書かれている。
国内候補地選考では勝ったが、東京都は直ぐに五輪招致機運を盛り上げる気はないだろう。
なぜならば、来年は統一地方選がある。
かつての都知事選では、青島幸男が「都市博の中止」を訴えて当選した事例もある。「五輪招致返上」が都知事選の争点になるのは避けたいだろう。
都が本格的に五輪招致を盛り上げるのは、石原慎太郎が再選された後だろう。
重ねていうが、2016年に東京で五輪が開催される確率は限りなく0に近い。血税の無駄遣いを防ぎたいなら、都民は来年の都知事選を真剣に考えるべきである。
「1964年・東京、1988年・ソウル、2008年・北京と、アジアでオリンピックが開催されるのは20年前後の周期だ。五輪の輪が5つある(五大州を表わす)から、4年毎の開催なら20年周期あたりが当然だ。2008年・北京から僅か8年しか経っていないのに、またアジアで開催される訳がない。招致費用の無駄にしかならないから、五輪招致などするべきではない」
と述べてきた。同じ考えを持つ都民ブロガーにトラックバックしたかったが「オリンピック招致反対」で検索しても、ヒットするのは全て福岡のブロガーばかりだった。31日の東京新聞には、
「都は招致機運の低さをあえて容認してきた面がある。『機運が高まれば、それに伴って反対運動も大きくなる』と本音が聞かれた。福岡では地元経済界を中心に大がかりな招致活動が進む半面、反対運動も広がった。都民の関心を強く引きつけないまま国内候補地選定に持ち込んだ姿勢は都民軽視とも映るが、結果的には功を奏した」と書かれている。
国内候補地選考では勝ったが、東京都は直ぐに五輪招致機運を盛り上げる気はないだろう。
なぜならば、来年は統一地方選がある。
かつての都知事選では、青島幸男が「都市博の中止」を訴えて当選した事例もある。「五輪招致返上」が都知事選の争点になるのは避けたいだろう。
都が本格的に五輪招致を盛り上げるのは、石原慎太郎が再選された後だろう。
重ねていうが、2016年に東京で五輪が開催される確率は限りなく0に近い。血税の無駄遣いを防ぎたいなら、都民は来年の都知事選を真剣に考えるべきである。