上田宗箇流のお茶会へ

今日は、お友達に声をかけていただき、

茶道　上田宗箇流　の茶事にお邪魔させていただきました。

「茶道」とは縁遠かったのですが、今回は初心者でも参加し易いように、

ポイントを押さえながらのダイジェスト版のような進行にしてくださいました。

11月～4月の　炉の季節　の茶事は

　初炭ー懐石ー菓子ー中立（なかだち）

　濃茶ー後炭ー薄茶

という流れなのだそうです。

炭の並べ方にも種類にも意味が有ったり、

上田宗箇流では懐紙ではなく半紙を使うのであったり、

襖を開ける時の手や、袱紗を挟む位置など、茶道の中でも違いが有るのだそうで、

茶道をたしなまれる方なら、違いを発見して更に興味深くみられるポイントが有ったんだろうと思います。

今日の懐石は、温かい椀物（帆立真薯と季節の煮浸し野菜添）

主菓子は「山笑う」　という薄桃色の上生菓子です。

切ると中が緑色で、とてもきれいでした。

「山笑う」というのは、春の山の草木が一斉に芽吹き、明るい感じになる様をいうそうです。

色づく春の山の様相をこんな風に表現するなんて、詩的ですね

一度部屋を退出した後でもう一度部屋に入ると、

掛け軸が竹の花器に入ったハナカイドウに変わっていました。

（ハナカイドウの花と名前が一致しました　覚えておかなくては！）

濃茶を頂きました。

静かな部屋の中に、美しい所作に伴う静かな音が響いて、とても心が落ち着きました。

濃茶は苦みは強いけど、まろやかで飲みやすくて後味もとても美味しいお茶でした

その後干菓子をいただきました。

黄色い蝶の形の干菓子には、黒ゴマが使ってあって驚きましたが、

とても美味しい組み合わせでした

お薄茶はお代わり自由と言っていただき、お代わりを頂きました

丁寧に入れていただいたお薄はのど越しも良くて、美味しかったです

 

ご一緒した方々は茶道の嗜みが有る方ばかりでしたが、

私の超初心者な振舞にも目をつむって下さって、

とても楽しい時間を過ごすことができました。

学ぶことの多い楽しい貴重な時間を過ごさせていただき、どうもありがとうございました

写真は、お土産にいただいたお菓子、色々

茶事の写真を撮れなかったので、

家に帰ってからは、興味津々だった主人にお菓子を頂きながらの

報告会をさせていただきました

ご準備いただいた皆さんに感謝です