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臨時職員の待遇など伊勢市と懇談――みえ労連

2011-10-22 09:15:00 | リポート
みえ労連(三重県労働組合総連合)が三重県下の全自治体(県を含め30自治体)と自治体病院を訪問して、懇談する自治体キャラバンが9月末から10月に行われました。10月12日、伊勢市との懇談が行われ、南勢ユニオン代表も参加しました。伊勢市側は藤本総務部長らが応対しました。懇談では、原発、防災、職員の配置、非正規職員の待遇、公契約などの問題について、意見交換しました。
非正規職員の待遇では、伊勢市は臨時職員の賃金を2009年、10年、11年と3年連続して各20円ずつ時給を引き上げています。最低賃金の引き上げ額を大きく上回っています。しかし、事務職の臨時職員の場合時給877円、年収換算で165万8407円にとどまっており、正規職員の平均年収600万円台の1/4です。
臨時職員は、選挙事務など一時的に雇用される場合もありますが、多くは恒常的な業務で働いており、勤続が数年~10年以上の職員も少なくありません。病院を除き伊勢市が雇用する職員総数は2249人ですが、そのうち臨時など非正規職員は804人、約36%を占めています。恒常的業務に従事する非正規職員の待遇格差を解消すべきです。南勢ユニオン代表は、伊勢市の非正規職員の待遇改善の努力を評価した上で、少なくとも最低賃金を1000円以上に引き上げるよう要望しました。

伊勢市当局(写真右)と懇談するみえ労連(左)
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