伊勢広域環境組合のごみ処理施設整備基本計画案へ住民意見を出そう
■意見の募集期間
令和3年8月4日(水)~9月3日(金)【必着】
■意見の提出方法
直接持参、郵送、FAXまたはEメールで伊勢広域環境組合へ。
※ 様式は問いませんが、住所、氏名、電話番号を必ず記入。
■問合せ・提出先
伊勢広域環境組合 業務課 整備推進係 〒515-0505 伊勢市西豊浜町653番地
[TEL] 0596-37-1218 [FAX] 0596-37-1740
[Eメール] ikkj@iserisaikuru.jp
Aさんの意見
現在のごみ処理施設は、ごみ焼却により年間約2万6418トン(二酸化炭素、2019年度)もの温室効果ガスを排出しています。伊勢地域では横浜ゴム三重工場に次ぐ排出量です。
地球温暖化による気候危機の進行をくい止めるためにごみ処理施設からの排出を大削減することが必要です。基本計画案はこの温室効果ガスを2030年、2050年までにどこまで減らすのか、明示すべきです。
ごみ焼却により温室効果ガスが発生します。気候危機を回避するためには2050年までに温室効果ガスを100%減らして実質ゼロにするごみ量の削減が必要です。しかし、新ごみ処理施設の計画案は2045年度でも、わずか16.8%減(2015年度比)に留まり、住民1人当たりのごみ焼却量では現在よりも増加という計画です。(2015年度日量890グラムに対して2045年度903グラム)
このようなごみ量を前提に新施設は日量205トンもの焼却炉を建設するプランですが、時代は「ごみは燃やして処理するもの」というシステムからの転換を求めています。ごみの焼却量を根本的に減らして、脱炭素社会にふさわしいごみ処理施設にすべきです。