9月23日、伊勢市民活動センターで「在宅医療を考える集い」が開かれました。主催は介護医療ネット、くらしと福祉を守る伊勢地域連絡会、介護をよくする南勢地域連絡会です。
はじめに講演した「あした葉」代表の伊世利子さんは、四日市市での在宅医療の取り組みを紹介しつつ、住み慣れた自宅で最期を迎えるための制度や心構えなどについて話しました。話の結びに、在宅で過ごしたいと思えばできる、社会支援を使いながらできないことはないと熱を込めて語ってくれたのが印象的でした。
その次に、伊勢市地域包括ケア推進課副参事の小林記子さんが、伊勢市の在宅医療と介護の連携について紹介し、来年4月、伊勢市と度会郡3町(玉城、度会、南伊勢)が医師会に委託して「在宅医療·介護連携支援センター」が開設されると話しました。
二人の講演を受けて、参加者からは熱心、切実な質問が相次ぎました。
閉会に当たって、介護医療ネットの中村洋子執行委員長は、11月から月1回のペースで在宅医療の学習会を開催するので、希望者の参加を訴えました。(学習会のテキストは「最後の時を自分らしくーー在宅医療ができること」)
※学習会の連絡先――南勢労連 電話 0596-20-7630
写真は質問に答える右から伊世さん、小林さん
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