Aさん(30歳代・男性)は、昨年1月からN工業で溶接工として働いてきました。
しかし、昨年末から一生懸命働いてもノルマが達成できないので、上司から責められ、「お前の言うことは聞きたくない」と口も聞いてくれないばかりか、社会保険から外され、国保と国民年金に加入せざるを得なくなりました。パワハラです。
3月には「ノルマが達成できない」、と社長から厳しく叱られ、「会社においてください」と頼んだら、1ヶ月契約で最低賃金の期間工の契約をさせられました。
悩んだ末、Aさんは退社届を出しました。息子のことを心配したお父さんから、南勢ユニオンに相談があり、ユニオンでは会社と団体交渉を行いました。
会社は、社会保険から脱退させた非を認め、Aさんが支払った国保料、国民年金保険料を取り戻すことが出来るようにすると共に、解決金を支払うことで合意し、Aさんは退社、現在新しい職場を探しています。
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