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臨時職員等の待遇で懇談――伊勢市と

2012-10-11 11:29:00 | 南勢ユニオン便り
南勢ユニオンも加盟しているみえ労連(三重県労働組合総連合)と伊勢市との懇談が、10月10日行われました。みえ労連は毎年、県下の全市町と三重県や自治体病院との懇談を行ってきましたが、伊勢市との懇談もその一環です。
懇談は、正規職員の問題のほか、臨時など非正規職員や市が事業委託している団体の職員の待遇問題に及びました。
伊勢市では、2006年度と2012年度を比較すると正職員は276人減ですが、臨時など非正規職員は133人増え、非正規職員の利率は36%を占めるに至っています。臨時職員は選挙時など一時的に雇われる場合もありますが、多くは恒常的な仕事で働いています。
安上がりの労働者として自治体が雇用しているのです。
伊勢市の臨時事務職の場合、時給は877円で、推定年収は166万円、ボーナスも支給されません。ワーキングプア(働く貧困層)をなくすためにも待遇を改善してもらいたいものです。
懇談では、市が発注する公共事業で働く労働者の待遇を底上げする公契約条例の制定にも話がすすみました。市当局は、公共工事の価格は、業者間競争が厳しく入札価格が安くなっているので
労働者の賃金を契約で保証することは、現状では難しい面があると話しました。
四日市市長は、公契約条例に前向きだといいます。


右側が藤本伊勢市総務部長さんたち、左側がみえ労連の参加者
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