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無期雇用転換ルールの本格化前の動き

2018-03-01 10:00:00 | リポート
来年4月から無期雇用転換5年ルールが本格化 

労働契約法第18条により、契約社員、派遣、パートなどの有期労働契約が通算で5年を超えた場合、労働者の申し込みにより、無期労働契約に転換できる「無期転換ルール」が始まりました。しかし、無期転換ルールの実施の2018年4月を前に、雇い止めが起きています。

ノリタケ松阪工場では

ノリタケカンパニー松阪工場では、今年12月までに24人の契約社員全員を雇い止めするとしています。同社は無期雇用転換5年ルールを逃れる雇い止めではないと言っていますが、来年4月の無期雇用転換ルールの実施の3か月前の雇い止めです。雇い止めされるのは勤続5年以上の契約社員で、無期転換申込権がなくなることになります。
ノリタケ社は松阪工場の製品の減産による人員削減による雇い止めだとしていますが、ノリタケ社全体では業績は好調であり、労働者の使い捨てはやめて雇用責任を果たすべきです。

職員組合が要求した名古屋大学では

一方、名古屋大学には有期雇用の契約·パート職員が約1800人いますが、職員組合が希望者を無期転換するよう要求しました。その結果、有期契約の非常勤職員を雇用継続5年で無期契約に転換する学内ルールが作られることになりました。

契約社員、派遣、パートで働く皆さん

労働組合に入って、「無期雇用」をかちとりましょう。南勢ユニオンは相談をお待ちしています。
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