




明の14代万暦帝(秀吉の朝鮮出兵時の皇帝)の定陵、贅沢な地下宮殿。
灰色の壁天井と、真っ赤な棺、副葬品の箱のコントラストで、なにやら神秘的な雰囲気がある。
宝座の前の焼き物の瓶一杯のロウソクを灯し、密閉した後に酸素を消滅させて菌の発生を防いだらしい。
小伝馬町付近のビルの間から建設中の東京スカイツリーが見えました。
日本橋小学校付近には、「明治六年の政変」前に西郷隆盛と15人ほどの書生、下男7人、猟犬数頭が住んでいた屋敷があったそうです。
ここから愛犬ツンを連れて上野公園まで散歩に出かける姿が、あの銅像になったのかな。
甘酒横丁のそばの緑道には「勧進帳」の弁慶の像が建っていて、江戸時代人形町には歌舞伎小屋江戸三座のうち二座があり、人形浄瑠璃の小屋も数軒あって(地名の元)賑わっていたらしく、歌舞伎の隆盛に貢献した意味合いから建立したようだ。
人形町は最近、テレビドラマ「新参者」の影響で観光客が増加しているらしく、若干ミーハー気分の私も、人形焼ではなく、行列している柳家の「高級鯛焼き」を買ってしもうた。
小伝馬町駅前にある碑、時の鐘と伝馬町牢屋敷跡、吉田松陰終焉の地と刻まれている。
椙森神社にある日本唯一の富塚、落語の「宿屋の富」ゆかりで、さらにこの近所には、江戸一番の美人のお駒さん(落語「城木屋」)が住んでいた。
人形町駅そばに建つ玄冶店の碑、古くは春日八郎のヒット曲「お富さん」で知られ、歌舞伎の「与話情浮名横櫛」では源氏店の場として演じられている。
地下鉄人形町駅を横断している「大門通り」、元吉原があった地域で、明暦の大火後に新吉原に移転するまでは、遊郭が立ち並んでいた。
ここには吉原神社ではなく末廣神社がある。
近くの水天宮に寄ってみたら、赤ちゃんを抱いた家族が数組参拝していて、ほほえましい。
フィニッシュは東京証券取引所、このところの株価低迷でここには責任ないけれど、なにげに「どうなってるんだよ!」ってな気分で見学、外人を含め団体等そこそこ来場者多い。
取引監視と売買審査を行っているブースの上のぐるぐる回転している株価ボードは、取引盛況につれて回転スピードがアップするらしい、目にも留まらぬ速さの場面を見たいもんだ。