最初の出会いは1ヶ月前でした。
会社の帰り道、道路わきから激しい声で「にゃーー!!にゃーー!」と
呼び止められたんです。
見ると、め~~~っちゃめんこいちびネコさんが、こっち見上げて
大きなお口あけて鳴いていました。きゅんきゅん!!!
もちろんすぐにかがんで話しかけようとしたんだけど、
ささっと木の茂みに隠れちゃってそのまま出てこない。
なんせ都会の真ん中、オフィスビル前、地下鉄駅前とかいった場所なので
周りの目も気になってその時はそのまま家に帰りました。
でもずっと脳裏から離れなくてさ。
その日から、カバンに煮干を入れて持ち歩くことにしました。今度いつ会ってもいいように。
そうしてなかなか会えない日が続いた1ヶ月ほどしたある日、
会社の人とランチに出ていた帰り際に、またいた!!この子!!!
おっきくなってる!!!
こっち気になってる!!
みんなでしゃがんで見てたらびくびくしながらも、距離を保ってこっち見てる!!
めちゃめちゃかわいい!!!
写真拡大してみました↓
ずきゅんっ
以前見た時より大分大きくなってます。
されどいつも持ち歩いていたはずの煮干は、オフィスのカバンの中・・・
お昼休みの時間もあったので、この時も写真を撮っただけで退散。
だけども写真撮っちゃった故なのか、いつまでもいつまでも
前回以上に頭から離れません。
たろう(仮・クマ夫命名)、、、うちの子にならないかい?
次会ったら、仕事なんて有給とって帰っちゃえばいいから
抱っこしてタクシーで連れて帰っていいかな・・・
などというシミュレーションしつつ、
次いつ会えるかなぁと
煮干はコートのポケットに入れかえて持ち歩く事数日。
昨日、帰り際に再びいました!!!
しゃがむと案の定、びくってなって距離を保たれましたが
煮干を出すと興味津々。目が輝いているのが分かります。
私の足元に煮干を置くと、手を離した瞬間にささっと取りに来て
ちょと離れてむしゃむしゃ食べてます。
遠くに誰かがあげたのであろう食パンが朝から残ったままで、
ちょっとした優越感もありつつ~の、
しかしながら手渡しではやっぱり取りに来てはくれず、もどかしい。
てゆうかこんな状態では、とても抱っこしてタクシーに乗せて・・・
というのは無理じゃね?
触らしてもくれないし。
30年前にうちの”ねご”を拾った時は、それはそれは人懐っこい子で
向こうから擦り寄って来てくれるので難なく誰でもお持ち帰りできる状態。
だもんでちょっと野良猫というものを侮っていました。
1ヶ月以上も都会で生きてるんだもんね・・・。色々あったんだろうな・・・
ねごの話が出たのでここで書いておくと、
そのかわいいかわいいねごが天国へ行ってしまって早20年近くになりますが
ここにきてやっと、「新しい猫と一緒に暮らしたいな」という気持ちになれたんです。
天国へ行ってしまった時の気持ちは、そりゃもう。。。。。。。。
そりゃもう・・・・・・・・・
そしてなんだかんだといいつつ、そんな時期に3回も触れ合ったたろう、
君は運命を感じないかい?
結局この日は寒くて20分ほどで諦めて
残りの煮干を全部あげて立ち去りました。
ちょっと気持ちが折れかけてはいたんだけどさ。
会社の友達が、明日車で会社くるので、自分ちのキャリーケースもって来てくれるって。
会えるかどうかは分からないけど、とりあえず明日友達と2人で捕獲作戦やってみて、
ダメなら諦めます。
たろうはここで逞しく生きていってね。。
野良猫を飼うリスク、ネコエイズとかも色々考えてたらさ、
もう運命に任せようって気持ちになっちゃったのよね。
うちに来てくれるなら、最期まで面倒みるよ。
たろうーーー
ちなみに、大量にあげた後ちょっと私が煮干を触ったら
たろうが爪を出して手を払ってきました。
いや、私があげたんやろーーー
と突っ込みはしたものの、初めての触れ合いです
か~~~ぁわいい