昨日、たろう捕獲作戦実施されました!
この日はちょうど職場の人が車で会社に来るし、キャリーケースも持ってきてくれるということで
時々しか会えないたろうですが、昨日会えたら連れて帰る、
そう決めていました。
会えない可能性もあったんだけどね。
その時は諦めようと決めていました。
運命に、従うと・・・
そうしたら終業時間間際、外回りに出ていた友達から携帯へ連絡が入り、
ねこちゃんいるよ!と。
慌ててコートひっつかんで外へ。
これは、これは・・・、運命だよねたろう
キャリーケースの友達は営業回りで、あと30分ほどしないと来れないとのこと。
それまで、どっかいっちゃわないようにたろうを見ていなければなりません。
一人で煮干しをぼちぼちあげながら、付かず離れずの距離を保つたろうとお話。
ところでなんですが、私足首が固くてね。
いわゆる”うんこ座り”ができないのです。
踵付けて膝を曲げる座り方ね。
だもんで、踵はずっと浮かしたままの姿勢なもんでしんどいのさ。
そんなわけで道行く人目はもう構ってられないしと
歩道上にお尻をついてべったり座り込むアラフォー女子一人。
会社の人が帰り際に「え、じゅんねごさん?」とぎょっとしてました
そんでもってその人もその後最後まで付き合ってくれました。
座り込みを始めて30分ほど経った頃にキャリーケース到着。
同じくたろうを保護してあげようと思っていたという通りすがりのお姉さんのアドバイスも受け、
キャリーケースの前から中まで点々と続く唐揚げのワナ。
私が話しかけるとそのまん丸の目を向けてじっとこちらを見てくれるたろう。
だけどもキャリーケースと3人の人間が見守る中、
ワナと気づいているようでなかなかそう簡単に近づいてきてはくれない。
全身緊張感でピリピリさせながら、手前の唐揚げからさっと取っては
ちょうど人間の手が届かない位置まで下がってむしゃむしゃ・・・。
一度だけ顔が路地から出てきた・・・というのはあったけど、
とてもケースに押し込むなんて芸当できない雰囲気で
そんなこんなのやり取りを1時間続けたけど
最後はおなかも満たされ満足したたろうが立ち去る、ということで
終了になりました。
後半、満足した顔でちょっと眠そうだったもんなーーー。。。
(蒔き絵の)さじ加減が難しい。
身体もすっかり冷えたし、
まあ1時間もがんばったから私もとりあえず納得して、
キャリーケースの友達と通りすがりの被害者である会社の人にはお礼を言って解散となりました。
ちっちゃく見えるけど、1ヶ月どころか何ヶ月も住み着いているらしく
隣のビルに上がっていくおっちゃんには「捕まえられないと思うよー」との予言ももらってました。
もうそれなら、このまま強い警戒心を持ち続けて車に轢かれないよう気をつけて
逞しく生きて行ってもらいたいものです。
小学生の頃は、”ねご”ばかりでなく色んな野良猫を連れて帰った記憶があるじゅんねご。
それこそ大人のねこから子供のねこまで、何の苦労することもなく連れて帰ってたんだけどなぁ。
ねこの性格もあるんだろうけど、大人になった私に邪心が生まれているのだろうか・・・
残念な結果になりましたが・・・
がんばって生き抜いてね、たろう。

唐揚げ煮干しのご馳走にそわそわするたろう。

「うちにおいで、いっしょに帰ろう」と話しかけた時のたろうの表情。
たまらんでしょーーー!???