スコップ三味線知ってますか、袋を作らせてもらいました
久しぶりに近所のNさんと会ったときに
Nさん「スコップ三味線ってしってる?」
私 「テレビで見たことがありますけど・・」
Nさん「持ち運び用に袋を作って欲しいんだけど」
私 「?」
Nさん「巾着袋を長くすれば良いんじゃないの」
「やってみてよ」
私 「やってみます・・・」とは、言ったものの・・・困った
うーーん、とりあえず、スコップ三味線について調べてみました。
ウィキペディアによると(スコップと栓抜きを用いて、音楽に合わせて、津軽三味線の真似をして演奏するもの。
スコップを栓抜きでたたく音がマッチして、本当に津軽三味線をひいている感覚を演奏者、聴衆ともに味わうことが出来る。
スコップを栓抜きでたたく音がマッチして、本当に津軽三味線をひいている感覚を演奏者、聴衆ともに味わうことが出来る。
どんなものか、わかったんですが、
とりあえず、スコップみせてもらうことにしました。
確かにスコップですよね
ちゃんと、肩から掛けられるようにショルダーベルトが付いていますよ
「練習したい。」というので、寸法を測って、すぐにお返ししました。
上から入れる普通の巾着では、長くなって扱いにくいようです
やはり、こんなときには、インターネットって便利ですね
三味線の長袋っていうものを作れば良いようなんですが、
作り方が分からなくて、試行錯誤
預かっていた町会の名前の入った和手ぬぐいを数本でつくるのですが、手ぬぐいでは丈がたりないし!
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いろいろ、考えた末に、本物の三味線の長袋の写真を参考にして
完成!!
なかなか、カッコよく出来ました。
足りない部分を黒布で補うことで、解決しましました。
お渡しすると、早速、数日後の老人会の総会のあとの慰労会で、余興として演奏を披露したそうです
当日は、半被を着てねじりはちまき姿で、壇上に私が縫った袋に入った三味線をもって登場
やおら、袋からスコップを取り出してCDの歌に合わせて、演奏風なことを行い
大喝采をあびたそうです
では、スコップを入れた袋の写真をみてくださいね。
上の方のあいているところから(オレンジ色の所)、下の袋状になっているところに滑り込ませます
上部の余った布を丁寧に形に折って、下の方から、ヒモで、からげて縛っていきます
(実際は、もっと、キュッと紐をからげてぐるぐるを斜めの縛ります)
バチ代わりの栓抜き入れも、お揃いにつくりました。
演奏する姿は、老人会に入会しないと見られないそうなので、当分の間お預けですね・・・だってね
苦労したけれど、喜んでいただけて良かったです。
このあたりでも、スコップ三味線が流行って袋の注文が来ると良いな・・と、虫の良いことを考えちゃいました。
ブログをお留守にしている間にこんなものも作っていました。
「スコップ三味線」はTVの何かの番組で見たと思いますが、
実際に見たり聞いたりしたことはありません。
スコップを入れた袋を見ると本当の三味線が入っているかと思うでしょうね。
見事な袋の仕上がりでこの中からスコップが出てきたら驚きますよ。
わたしも、テレビで見たことがあるのですが・・・
朝、外を掃いていると金属をたたく音がしてなんだろうと、思っていました。
ずっと昔の小唄の師匠さんの所で、こんな袋に入っているのを見た記憶があったのですが、こんな形のになっているとは思いもしませんでした
最近は、三味線はハードなケースに入れて持ち運びするようです
老人会でなにか芸が出来ないと困るとは、おもいませんでした・・・年をとっても、仲間作りは大変なことだと思いました